キューピット・パラサイト ギル・ラヴクラフトの感想です。


キュピパラ攻略2人目は1周目で凄く気になって仕方がなかったギルです。
主人公に失恋しても、ずっと忘れられず数年もその恋を引きずっているそんなギルが可哀想だけど可愛いし…そんなギルを幸せにしてあげたい衝動にかられギルを選びました。

良平さんのギルみたいな優しい声本当に好きなので耳が幸せでしたね。
気弱なギルですがやる時はやるそんなギルが最高によかったです。
取り敢えず…ギルは幸せになって!!!!


▽以下ネタバレ含みますので注意してくださいね。
*ギル・ラヴクラフト
CV.木村良平

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「あははは、久しぶり。まさかこんな所で再会するだなんて思わなかったな。いい加減、前を向きたくてここに来たけれど、一日も、君の事を忘れたことはなかったよ」
雑誌・本や、ニュースサイトの編集を担当するフリーエディター。
2年前の失恋を吹っ切るために《キューピット・コーポレーション》に登録するもつい全てを失恋相手と比べてしまい、厄介会員【PARASITE5】の仲間入りに。
失恋相手とは、大学時代の後輩&ルームメイトであったヒロインの事で、世間知らずな彼女(人間界に家出した直後だったため)を献身的に支えている内に好きになったが、気持ちに気づいて貰えず失恋+ルームシェアを解消。
今回、自身の担当アドバイザーとしてヒロインに再会した事で、止まったままだった恋が動き出していく。


*失恋パラサイト×ガールフレンド至上主義、重愛フリーエディター。
主人公・リネットの元ルームシェア相手であり、リネットにとっては大切な友達。
しかし…ギルにとってはそんな存在ではなく…リネットは彼にとっては中心の存在で、失恋した恋を忘れられずにずっと引きずってしまっている「失恋パラサイト」。

婚活しても相手の女性に好きだった女性の事を話したり…そりゃ婚活に失敗してしまいますよね。
そんな厄介を繰り返した結果…PARASITE5と呼ばれる事に。

リネットとの再会はそのPARASITE5をリネットが担当する事になった事がきっかけ。
ギルはリネットがキューピット・コーポレーションに務めている事を知らなかった結果、ここで偶然再会しそれを運命だと言う程。失恋相手が忘れない中、偶然その相手に出逢えてそりゃギルももう一回チャンスが!?って思う訳ですよね。
しかしそのギルの失恋相手であるリネットは…自分がギルが失恋を引きずるきっかけになったギルが好きな人だという事は全然気付いておりません。
ずっとギルの好きな人は、ルームシェア相手のクラリスだと思っているようで…共通ルートとか本当に好意に気付いてもらえず逆にクラリスといい感じにさせようとしてるリネットを見てギルが可哀想すぎて…。


ギルルートに入るとギルは失恋と向き合うためにキューピット・コーポレーションを辞めますが、リネットとの交流は続きます。
ギルルートに入るとリネットとギルの出会いから、ルームシェアとして二人で暮らしてる様子が描かれますが…これはギルは好きになっちゃいますね。
神界からやってきて何も知らない子供のような状態のリネットとのはじめてのドキドキの同居生活。
男性相手に対しどう接していいのかも分からないまま無防備にギルに接するリネット…この辺りのギルも本当に最初は不憫だなと思ってたのですが、どんどん二人で過ごす内にギルは天使のように可愛いリネットを意識するようになっていきます。

ギルが意識したのはクラリスが家にいて寝た時に、リネットの夢を見たのがきっかけだったようですが…クラリスの正体もなんとなく察しましたが気になりますね。

ギルはリネットへの気持ちを必死に伝えようとしますが、自分の恋より他人の恋を優先させるリネット
は完全にギルは家族のような存在止まりで…更にギルが勇気を出して告白しようとラブレターを書き、リネットに告白したつもりになっていましたが…その手紙は実はリネットに届いておらず、ギルは振られたと勘違い。
更にはギルにとっては告白のつもりだったのに、リネットには通じずにギルが勝手に恋人になったと勘違い。そしてそれに気付いたギルは完全に振られたとルームシェアを解消し、そのままリネットと会わないまま2年が過ぎてしまった…と。

ここの過去の話とかしっかりやってくれてギルがリネットを好きになった経緯、ギルが頑張って告白しようとしてる様子、そして振られてしまった経緯など本当にギルが不憫すぎて。
だって仕事とかも全部リネットと恋人になった未来を想像しフリーエディターに決めたりして…本当にリネット第一になってしまってると。
リネットはキューピットだから仕方ないけど、もうこの辺りからギルを応援する側についてしまってました。

そんなずっとギルの失恋相手はクラリスだと思っていたリネットはついにギルの想い人が自分だと知る事になります。そしてそこからまたはじまったギルとのルームシェア生活!
まさかここでまたルームシェアがはじまるとは!!
自分が無自覚で振っていた事を知り、それをきっかけにリネットは段々とギルを意識するようになっていきます。
それと同時にギルの夢をリネットは応援するように…。彼がリネットを優先して諦めた夢である物書き…しかもギルが好きな車関係の編集の仕事。そこに就職したギルは忙しくなり、今までずっと家にいてリネットを迎えてくれたギルとすれ違っていくように…。
これをきっかけにリネットは完全に意識して、両想いになるのですがイベストタイトルの「初恋はブルーチーズの味」ってタイトルがお気に入りですね。

やっと両想いになった!と思いきやラストの展開はこれまた怒涛でした。
ここで神界が関わってきてファンタジーチックになるとは!!
神界に戻ったリネットを助けるために自動車を自分で作り、そしてマーズと戦う!そんな熱い展開にびっくりでした(笑)。しかもアラン…アランがかなり気になります。

そんな怒涛展開が終わった後もギルの実家関連の話も。
ラヴクラフト家そうだったのかー!!しかしちゃんとギルが車好きなのも、伏線だった訳なんですね。
ただ「ラヴクラフト」っていうファミリーネームが嫌いだったんじゃないかって思ってたんですが、家族を…奥さんを大切にしない父親の仕事第一のラヴクラフト家が嫌いだったんだと。
ここのギルの家関連の問題も綺麗に解決してくれて本当によかったです。
これまたリネットちゃん…社長夫人じゃないですか…!!


ベストエンディングでは家を継いで社長になったギル…更に夢だった小説も売れ行き好調で更にキューピットの矢が刺さったギルお手製の車は縁結びの車になるといういい事尽くし。
そんなギルとリネットの結婚式…!本当にずっと夢だったリネットとの結婚をついに叶える事が出来たギルが本当に幸せそうで…本当に本当によかった。ギルの車に乗って幸せそうな2人…本当によかったね。

もうひとつのグッドエンディングでは家は継がずにエディターとしての仕事を続け、更にはリネットへのラブレターをまとめた書籍も売れ行きがよく絶好調な2人が描かれます。
しっかり物書きとして成功したらプロポーズする事を決めるギル…頑張って!

他のエンディングですがバッドエンディングになりますが、ギルがリネットを迎えに行くことができなくてそのまま20年経った後の話…「365通のラブレター」というエンディングが個人的にはかなり好きでした。いやバッドなんですがね…。
ギルが20年経ってもリネットを想って…そんなギルの想いが詰まった実話の物語が映画になってるという…原作者・ギル・ラヴクラフトって出た時にぶわってきちゃいました。
その後のリネットの決意もね…辛いですね。
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以上ギル感想でした!
もう、もうギルにはリネットしかいないんだよ!だよ!!
ギルとリネットの恋はもう完全にギル側に感情移入してしまい、ギルを応援する側になってしまってましたね。ちょっとヘタレ?かと思えば男らしくリードしてくれたり…驚きましたがギルいいなぁと改めて。取り敢えず…リネットちゃんとお幸せに!!

次は一番年下の外見パラサイトの螢彩院くんです。
一応CV的に推しになりそうな予感がしますが、ツンデレな可愛い系な子ですね、楽しみです!