フルーツバスケット 2nd Season 6話「馬鹿かい?君は」の感想です。


今回から草摩の別荘へ!
という訳で別荘篇スタートです。
やっぱりアニメでは描かれなかったエピソードが段々アニメになってきて本当に嬉しいです。
この別荘篇も楽しみにしていました!


▽以下ネタバレ含みますので注意してください。
*第6話「馬鹿かい?君は」
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突然、草摩の別荘へ避暑の旅に行こうと紅葉が言い出した。
ほかの十二支の皆も誘っているようだが、透は夏休みの宿題が終わっていなかった。
由希は透の部屋で宿題の手助けをするも、棚の上に置かれた子供用の帽子が気になってしまう。
その帽子は、迷子になった幼い透を助けた男の子が残していったものだというが……。


ドッカーンと明日出発するのよー!!

突然紫呉宅にやってきた紅葉が言い出したのは、草摩の別荘に旅行に行こうというお話でした。
しかも知り合いの十二支ほぼ揃う勢ぞろいな避暑の旅。
急すぎる提案ですが、透はそのお誘いに喜んで行くと応えます。

しかしとある問題が…!
まだ透は夏休みの宿題が終わっていなかったのです…!!
という訳でまだ宿題が終わってない透のために由希が一緒に宿題を教えてあげる事に。
透の部屋で宿題をするのですが、由希の目は透の部屋にある、あの帽子に視線がいって…。

一方紅葉は雨が降り調子が悪い夾に別荘に行かないかと誘いに行きますが夾は案の定具合が悪そう…。しかし紅葉の提案に夾は「行く」と答え準備をはじめます。
それを見て紅葉は思いました、優しくなったね、と。
本当に…夾くん変わったよね。その優しさがたまりません。

一方順調に宿題をやっつけていた透に由希は帽子について聞きます。
この帽子は自分のものではなく、自分を助けてくれた男の子の帽子なのだ、と由希に説明する透。
ボロボロな状態になってしまっている帽子…何故それを大切に持っているのか由希は聞きますが透は笑顔で応えます。

大切な思い出ですからっ。助けてもらったこと本当に嬉しかったですから…っ

その言葉に由希の中で何かが溢れ出て…。
この言葉がまた由希くんを救ったんだろうなぁ…。

そして無事に宿題も終わり、次の日…透達はいざ別荘へ!
紫呉は仕事があるため、それさえ終わったら向かうと。という訳で透達は出発していきます。
そんな透達が去った後に紫呉の前に現れたのは…リンでした。
そんなリンは紫呉に詰め寄り…紫呉に問いかけます。
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わかってるだろう?アタシがここに来た理由…アタシが考えてるコト欲しがってるモノ…ぐれ兄はもうわかってるんだろう?
その問いに紫呉はそんなに生易しい男に見えるか?と問いで返しリンは見えないと即答。
そんなリンに紫呉は言います。

馬鹿かい?君は。それともその愚かさは策のうちかい?……さてどうしたものかな

ここの紫呉…ゾクゾクきましたね。
ついにどんどんと本性を出してきた紫呉さん…これからが楽しみです。

一方透達は海に!!
久しぶりの杞紗と燈路も一緒!!
案の定燈路は杞紗が来たいからと一緒に付いてきたのですが、着いて早々…杞紗が透に取られてしまったと。燈路はやっぱりご機嫌斜め。
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透はこの間うおちゃん、さきちゃん達に買ってもらったピンクの水着を着て海を楽しみます。
しかし透は、泳げるのですが息継ぎが出来なかった!!
そんな透を見て、すぐに夾が彼女に駆け寄ります。
夾くんが透くんのピンチに駆け寄るスピードが凄く早い…かっこいい…!!
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夾はそんな息継ぎできない透に浮き輪を渡し、紅葉に息継ぎを教えるように言ってくれます。
浮き輪の中に透を入れて、引っ張ってもらうのですが…。
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これって…楽しいです…っ
ここの2人!2人ですよ!!可愛いなぁ~和むなぁ~ほんわかしました。

そんな透を見ていた由希は、慊人のフラッシュバックが起きます。

この世は真っ暗で…君の一生も真っ暗なんだ。"いつか救われる"なんて勘違いしないで

その言葉に縛られている由希…そんな由希の気をそらしたのは撥春でした。
やっぱり撥春は由希の事凄く観てますね。
そんな由希は珍しく、泳ぎで勝負をする事を許可してくれて、夾と由希と撥春で泳ぎ勝負をする事になります。海…楽しんでますね。

そんな海の後…別荘へ帰る道の途中…燈路は透の手帳を拾い透に返します。
その中で燈路の中で出た疑問…何故透は母親の写真だけを持ち歩いているのか…父親は?と透に聞きます。
いつもお母さん、お母さんでそれしかないわけ?そんな燈路の言葉にいつも笑顔な透から笑顔がすっと消えました…。
そんな透を見て何かに気付いた杞紗と、何が何だか分からない燈路…そんな燈路に杞紗は言います。
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平気だなんて…どうしてわかるの…?心の底に…何を抱えているのか分からないのに…触れてないのに…"大した事ない"なんて…言ったら駄目だよ…
その言葉に燈路はやっぱり反論で返してしまいます、どうして透の事なんか考えなきゃいけないのか、と。そんな燈路に杞紗は…燈路はお姉ちゃんを困らせるために来たの?と…言われ、杞紗は燈路の前から去っていってしまいます。
燈路…またやってしまいましたね…しかし自分でもこうなってしまった事をすぐに今回は反省。
こんなんじゃガキだ、と駄目だと。透にまた八つ当たりしてしまった、と。
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オレの心の中に抱えて…隠した気持ちがあるように…そうだよな、透にだって…あるよな。誰にも触れられないものが
そう燈路だって隠していた気持ちがある訳で。ここの燈路のシーンが大好きです。

その日の夜…透は燈路から言われた言葉を考えます。
なんで?という言葉を自分の中で繰り返して…。
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…大丈夫。大丈夫です。大丈夫です…いつも…一緒
透が見せた…心の影。ついに透の話も動き出しましたね。

そして杞紗は燈路の部屋に向かい…言い過ぎた事を謝りに行きます。
そんな杞紗の頭を撫でながら燈路も自分から謝ります。この2人も本当に尊い…!!

次の日の朝、みんなでクワガタ採りに!!
透も無事にクワガタをゲット!(カブトムシでしたが)
偶然通りかかった夾がそれはカブトムシだと突っ込んでくれましたが、夾は透と話した後、燈路に透に何かしたか?と聞きます。

何かは知らねぇが…元気ねぇだろが、あいつ

夾はあの海の後、透と顔を合わせたのはこの時点での事。つまりすぐに透の異変に気付いたと。
夾くん…お前…やっぱり尊い…夾くん好きです。

夏の日差しにやられてしまった由希。
そんな由希の看病をする透ですが…由希は透の髪に触り透に問いかけます。
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伝えたいことが…あるんだ。君に伝えるべきことがあると思う。その時がきたら聞いてくれると嬉しい。閉じた蓋を開けなくちゃ…
そして由希は思い出します…あの帽子の男の子は草摩の本家から抜け出した…由希だったのです。
その事をいつか透に伝えたい、そう由希は思ったのでしょう。このままじゃなくて…蓋を開けて、変わっていかなくちゃ。そう透に気付かせてもらったのだと。
しかし透には"閉じた蓋を開ける"この言葉が刺さってしまっていて…。

一方草摩の本家にて。
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慊人に会いきていた紫呉。紫呉もどうやらこれから別荘に向かうようで。
そんな紫呉に相変わらず我儘を言う慊人…紫呉達が避暑に行くと知り、慊人は思います、調子に乗って…と。
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…少し思い知らせてあげなきゃ駄目かなぁ
そんな事を言う慊人に、笑みを浮かべる紫呉…そして彼は言います。
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むしろ慊人さんも別荘にいらしたらどうですか?


以上6話でした。
一波乱な別荘篇です。しかし色々変わった回でもありましたね。
帽子の君が由希くんなのは原作読んでてびっくりしました…!!透の初恋は由希くんだったって事かな??そして少し見えた透の闇…そして慊人。何やら不穏な雰囲気が出てきましたね。

さて次回はまだまだ別荘篇!そして慊人が…!!
次回の感想もよろしくお願いします!