＊璃空
CV.島﨑信長

「手形がない者を通すことは出来ません」
黄泉警邏隊に所属する軍人。
黄泉に繋がる鳥居の警備と巡回が主な役目。
「拔」の優秀な使い手であり、次期【青】の長を約束されているため、自らの役目を果たそうと日々精進している。

まずは天供島の上の立場…源色の中の1つの色・【青】の璃空。
軍人さんであり、次期【青】の長という…完璧な人です。
立ち絵だと髪の毛が短く見えてたんですが、実はかなり長いんですね。
ポニテみたいな私服の時の立ち絵でびっくりした思い出があります。


＊戒/絆
出会いから、あまりオランピアの事をよく思っていないというか…軍人として黄泉に行こうとするオランピアの身を案じ忠告するも彼女とよく言い合いになってしまうという、なんというか最初はマイナスからの関係でした。
璃空は黄泉に行くためのクナドの鳥居で警護任務に就く事が多く、黄泉に行くのは辞めてくださいと何回もオランピアに言うも、オランピアは黄泉に行ってしまうという。
黄泉でオランピアを中心に問題が起きた時も運悪くは鉢合わせになり、関係が更に悪く…と共通ルートでの璃空の印象はド真面目！って感じで、オランピアにとっても璃空だけは夫候補はありえないと言い出す始末…本当に他のキャラは少しいい印象があるのに璃空はあまりなかったのが逆に印象的でした。

璃空ルートに入り、オランピアが【青】で観たのは…【青】の人の亡くなった人を舞を踊りながら拔を施し弔う儀式でした。その舞を踊る人に憧れを抱いたオランピア。
周りの人にその舞を踊っていた人は誰なのかを聞くのですが、正体を知ってる皆が面白がって・本人を思ってオランピアには内緒にし、【青】なのだから璃空に聞いてみれば？と促す所が好きでしたね。
まぁ案の定その舞の主は璃空なのですが、本人に誰か聞いても璃空は頑なに自分だという事は教えずに貫き通そうとします。
が、結局は朱砂によってバラされた訳ですが、璃空にとって素直にあの舞が凄くと感想を言うオランピアに璃空は少しずつ警戒をとき、彼女と仲良くなっていきます。

そしてオランピアが見た、だいふくに見せる優しい笑顔。
その笑顔を見てから…オランピアの中で璃空の印象は変わっていく事に。ここのだいふくとのイベントも好きですね、スチルも凄く可愛い。

そして璃空に舞を教えてもらうイベント。
これがまた本当に…本当によかった！璃空はオランピアの事を、オランピアの【白】を恐ろしいと言わず、綺麗、美しいと言ってくれて…オランピアにとってこの言葉が恋に落ちる瞬間だったんだろうな、と。

しかしそんな仲良くなっていく2人ですが…宿命が、運命が2人の仲を引き裂いていく事に…。
現・【青】の長である珠藍大姉のお気に入りである璃空…そんな璃空はもう、【青】の子供を産む可能性が高い女性と婚姻を結ぶ事が生まれた時から定まれていました。
30歳までそういった行為は一切無し、独身のまま、恋人も作らずに過ごせという…璃空がド真面目な理由はこれがあった訳ですね。
【青】は拔が使える子供が産まれる確率も少なく、死産となる事が多い…子孫を残して拔を継承させる。それが璃空の定められた運命でした。
璃空がお世話になっている叉梗は璃空にその璃空の運命、そしてオランピアが産む子供は【白】しか生まれない真実も告げ…2人は結ばれてはならないと言いより…璃空の心は砕けてしまいます。
ここの璃空の目に光が入ってなかったのが本当に辛かった…。

その事もあり璃空はオランピアに嘘の言葉を吐きます、ずっと友達だ、と。
それがオランピアを傷付ける事となり…更には璃空はそんな運命ならばとオランピアに嫌われるため、酷い言葉を投げかけてしまいます。

オランピアも璃空の事を諦めようとしたとある日…。
オランピアが何者かに拉致されそうになる事件が発生…そこに居合わせたのは璃空。
オランピアを守るために璃空は自分の力を抑えきれず人間に拔を使おうとしてしまい…。


璃空ルートは思った以上に驚きの展開でした。
まず自由に旦那候補が選べるっていうのに珠藍大姉から璃空だけはダメとか言われるし…誰でもいいんじゃなかったのか！？と。(珠藍大姉は個人的に色々怖かった…ゾクゾクきましたね)。
明らかになる璃空の出生の秘密。
公にされている両親は違い、璃空の本当の両親は父親は処刑され、母親は黄泉に落とされた、と。
まさか…璃空がハズシの子だとは予想もしてませんでした…。
知れば知るほどこの交配のシステム本当にダメなやつなんだなぁと思ったり…他ルートで、というか朱砂ルートとかで改善してくれるかな。

あんなに黄泉の人とは関わらないようにしていた璃空が変わっていき、黄泉の人にも仲良く話すようになったり…璃空は本当はこんな性格なんだなと改めて感じました。
個人的には璃空と縁の会話好きでしたね。
縁が璃空をからかってる会話が面白すぎて…真っ赤になって反論する璃空も可愛かったですね。
こうやって璃空が皆と仲良くしてると…こみあげてくるものがあります。


ハッピーエンドでは…まさかのあの人の実験のためにオランピアを拉致しようとしていたなんて…驚きましたが、まぁ怪しかったし雰囲気も怖かったですしね…。
波に救われる…このシーンもよかったです。オランピアの言葉で波が引いていくのが…！
色々あったけど珠藍大姉からも認められた2人。
一晩一緒に凄く甘々なシーンはオランピアがリードしてるのも璃空らしいなと感じたり。
想いが通じ合うとオランピアの髪が青に淡く染まるの素敵でしたね、これ他のルートでもなるんだろうなぁ…楽しみです。
やっぱり2人の結婚式とか観たいなぁ…FDでやってくれないかな？

バッドエンドはまずは璃空と犯人が死んでしまい、珠藍大姉と共にずっと一緒に虚無になっているオランピア…珠藍大姉はあの人が好きだったんですね…。
もうひとつは璃空が拔を人間に使い殺してしまい、その刑罰として一生陽の当らぬ場所で、処刑される人に拔を使うというもう二度とオランピアとも会えないそんな悲しいENDでした。
スチルの涙を流しながら拔を使う璃空のスチルがとてつもなく綺麗で切なかったですね。

以上璃空でした。
共通ルートでのイメージが厳しい幻覚なド真面目軍人さんだったんですが、璃空ルートに入って一気に璃空が可愛くなってきました。特にラストの方。もうデレデレじゃないですか…！！
このデレデレな璃空が好きなのでどうか…後日談のFDを！お願いします！！

さて次は色々気になるマレビトの時貞の感想予定です！