フルーツバスケット 2nd Season 3話「お着替えしましょうか・・・・・?♡」の 感想です。

旧アニメの時もアニメになってたこの話。
綾女の新しい一面がみれて嬉しかったのと、由希と綾女の関係が少しずつ変わっていっているのがやはり好きですね。
取り敢えずこの兄弟は幸せになってほしい…!!
やっぱり今日は綾女は今日も楽しそうでした!


▽以下ネタバレ含みますので注意してくださいね。
*第4話「お着替えしましょうか・・・・・♡」
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初めて綾女の店へやって来た透と由希。
この店が取り扱っているのは手芸品、そして綾女お手製のメイドやナースの服などらしい。
すると突然、メイド服に身を包む従業員、倉前美音の目がキラーンと光って透を別室へ連れ去ってしまう。
綾女いわく、美音には可愛い女性を見ると着せ替えをさせたくなる習性があるようで……。



由希にとって苦手な母親の夢を見た由希。
彼にとって…両親は関わりたくもない関係なようで…。由希にとっては最悪な夢でした。
そんな由希の前に急に現れたのは兄の綾女でした。
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綾女のはしゃぎっぷりにドン引きする由希ですが、そんな由希の服を綾女は破いてしまいます。
という訳で由希の服を縫いあわせながら相変わらず喋ってうるさい綾女。しかしそこで綾女は凄く刺繍が得意なのだという事を知ります。しかも「兄命」という刺繍をいれて(笑)。
そんな刺繍が得意な綾女はお店を持っていて、綾女は軽い気持ちで由希を招待するのですが…由希は言います。行ってみようかな?と。

驚き、固まるもあまりの嬉しさにはとりやら夾やらに自慢する始末。
という訳で綾女のお店に由希と透は一緒に出掛ける事になります。

数日後、綾女のお店を訪れた2人。
怪しい雰囲気のお店に由希はドン引きしますが中に入ってみると…そこにいたのはメイドさんでした。
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可愛いメイドさん姿の倉前美音さん。
綾女のパートナーで、そんな綾女と一緒にお店を切り盛りしているようです。
そんな美音の後にやってきたのは…。
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ゆーきーっ
何か来る…何か得体が知れない何かが…!
いきなり兄の女装姿を見てしまってはドン引きするしかない…!!
という訳で、綾女は沢山の洋服を作る仕事をしていた、と。
透の話から聞いていた通り、男性が着るセーラー服やチアガールの衣装など…男の夢が詰まった衣装を売っているお店を運営していたようで。
そんな兄が信じられない由希くん…ですよね(笑)!
そんな衣装をオーダーメイドでひとつひとつ丁寧に作っている綾女…そんな綾女にドン引きする由希。
この差が面白いですが…綾女と美音のターゲットは透くんに!
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お着替えしましょうか・・・・・♡
美音は可愛い女の子を見たらお着換えさせたくなる習性の持ち主なのだとか。
そんな美音に連れられて透くんは奥の部屋へ…連れて行かれてしまいます。
そんな透くんを助けられなかった由希くん…。

しかし美音の本来の目的は…兄弟で話をさせる事でした。
それを聞いた透は協力する事を伝えるのですが、喧嘩しないかどうか心配する透に美音は言います。

ケンカは上等!お互いを認識し合ってる証拠だからねっ。テンチョが何より怖がったのは…『無』だからね

その言葉を聞き、透は由希と夾を思い浮かべます。
お互いを認識し合ってるから喧嘩もする…2人もそうなんだね、と。

2人きりになった由希と綾女…話はもうすぐある三者面談の話に。
原作のこの話とこの三者面談の話は別の回なのですが、ここで一気にやると…いい構成ですね。
母親に会いたくないだろう由希に綾女は言います、自分が三者面談に行こうか?と。
しかし由希はそれだけはやめてほしいようで(笑)。

由希は両親たちを好いてはいないし、期待もしていない。
何も望んではいないと綾女に言います。それは由希にとっての『無』。
由希は自分の両親に愛情なんて感じた事もなく、自分の得のためだけに自分を売った…そんな存在なのだと。連絡をとってなかったのにここで三者面談で呼んだら…また飼いならそうとするかもしれない。
その由希の言葉を聞き綾女は思います、僕も同じだと。
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君が最初で最後に差しのべた、救いを求めて差しのべた、あの震える手をいとも簡単に振り払ったこのボクを…忘れた訳ではないだろうに
幼い頃の兄弟は会話もした事なく、綾女は由希に対して『無』だったのだと。
由希が救いを求めて差し伸べた手を…振り払ってしまった。綾女はこれを後悔していました。
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『無関心』にとられるのはこんなに寂しいことだったんだね
大人になってこの『』の恐怖を感じた綾女。
美音の手を握り、膝の上に頭をのせてる綾女…ここの綾女と美音が本当に好きなイラストですね。

しかし由希は今、変わろうとしている。綾女の言葉を聞いて、怒って、理解しようとしてくれている。
そんな綾女に由希はどうしてこのお店を運営する事にしたのかを聞きますが、綾女は応えます。
何かを作ってみたかったのだ、と。
自分に一番合うのは洋裁があっただけで、ただ何か自分で生み出してみたいという、そんな力が自分にあるのか確かめたかったのだと。形あるものをこの手から生み出せるという事、自分がいないと存在しない何かがあるのかを知りたかったのだ、と。
それは由希も一緒でした。だから家庭菜園をはじめているのだろうなと。

しかし由希はあえて両親を呼ぶ事を決意します。
逃げてただけじゃダメだから…。
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こんなボクにでも側にいてくれる人がいるように…大丈夫さ。君は君が思っている程ひとりなんかじゃないから
綾女の心の奥から出た言葉…ここの綾女大好きですね。
かっこいい事を言って照れてしまい、あの明るいテンションで話しだし由希を困らせる綾女。
綾女にとってこれが照れ隠しで、由希への愛情表現なんですよね。
そんな風に由希が返してくれることが嬉しい綾女…彼が怖がっていたのは『無』だから。

…ボクは君の持つ弱さや優しさは…とても尊いものだと思っているよ

この綾女の言葉も凄く好きです。
ようやく由希に素直に言えることができたね。

そんな中、美音による透のお着換えが完了!
白い純白の衣装に着替えた透が登場します。美音と綾女のセンス…GJすぎます!!
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ならば…このボクが歓喜の口づけを
あまりにも可愛らしい透を見て固まる由希の代わりに透に迫る綾女。
これにはさすがに由希も綾女を殴ります(笑)。
そして透を綾女から遠ざけた由希…これは完全にセコムですね。
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ひとりになった綾女に美音は聞きます、話はできた?と。
美音は本当に綾女が大好きで、綾女のために由希と2人きりにさせたかったんだ、と。
この幸せいっぱいなカップルが本当に大好きですね、綾女と美音のカップルは安心して観れます。

一方由希は可愛く着飾った透と並んで座り、綾女と話ができたかどうか話をします。
由希は更に綾女の事が分からなくなったと言いますが…でも由希は言います。来てよかったと。
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こんな…可愛い本田さんも見れたしね
ここの!ここの!!由希くん!!!王子様ですよ!!!!
ここの由希くんと透くんのシーン大好きなんですよね…CVが信長さんになって更にキュンキュンしちゃいました。

しかしそんな由希をからかう綾女。ロマンス記念日ってなんだ(笑)。
由希と話せて、そして由希と少し近づく事ができて嬉しくてはしゃぐような綾女に和みましたね。
そして案の定、はとりに連絡する綾女。はとりも大変ですね。


以上3話の感想でした。
今回は由希くん回!というか由希&綾女回でしたね。
綾女の店に行く話は旧アニメでもありましたが、三者面談の話をここに混ぜ込んだいい感じのオリジナルになったと思います。
さて次回は…撥春のあの回ですね。久しぶりの撥春…あの子も出るかな?次回もよろしくお願い致します!