＊相馬主計
CV.梶裕貴

新選組に途中から加入することになる青年。
局長付小姓となり、主人公にとって初めての後輩隊士となる。
真面目な性格で、先輩隊士からかわいがられる。

＊風ノ章
今回真改での新キャラであり、更に攻略対象になった相馬くんです。
新選組好きにはこの名前は聞いた事があるはず…この相馬主計が攻略対象になったと聞いてこれがやりたくて真改の購入に踏み切った感がありました。それくらい相馬さんのエピソードで薄桜鬼のラストまで見たかったので。
千鶴にとっての初の後輩隊士。同じ小姓として先輩として慕ってくれるのが何だか可愛かったですね。
そして同じく後輩になった野村くんがほんと好き。この二人のコンビいいですよね。

相馬くんとの出会いは本当に些細なきっかけでした。
しかも随分と最初の方で出会うイベントがあったんですがこれには驚きましたね。
不逞浪士を取り締まるのを手伝ったのに新選組に対し、江戸では怖いという噂が広まっているとか言い出して…更にとある絵を持っていたせいで連行…ほんと不憫です。
しかしその時の相馬くんが持ってたあの絵。この絵は…。しかしこれは嬉しい展開でしたね。
結局その時に新選組の本当の姿を見た相馬くん。彼の中で新選組の印象が少し変わった出会いでした。

それから時々相馬くんと出会うのですが未だに千鶴を男だと勘違いする生真面目相馬くん。
男ならもっと鍛えた方がいいですよ。と体を触る相馬くんがもう…困ってる千鶴も可愛かったですがね。
何だかこのばったり久しぶりに会うイベントお気に入りです。

そんな相馬くんとの物語は突然に。
脱藩した彼と偶然に再会した近藤さん。近藤さんは相馬くんを新選組に誘うのですが今所属してる陸援隊との事で悩んでいて…結局陸援隊の一度の敗北でやる気を失った姿を見て絶望したのだ、と。
そして新選組屯所を再び訪れた事で、近藤さんと土方さんの話を聞いていままでの隊とは違う、これが自分が求めていた「武士」の形なのだとそう思い、相馬くんは新選組に入隊。千鶴の後輩になるのでした。
近藤さんの小姓になった事で小姓同士として先輩後輩になった訳ですが今までになかった展開ですよね。
そして同時期に入隊した野村くんとも一緒の小姓見習いとして千鶴から色々と習う事に。

この相馬くんと野村くんの会話が可愛いんですよね。
というかこの二人は相性がいいのかなぁって。沖田から刀稽古されてるイベントとかお茶イベントとかもお気に入りです。

千鶴を先輩として慕う中で相馬くんは千鶴の問題に関わってくる事になります。
ずっと男だと信じていてくれたため、千鶴を疑っていた三木が千鶴に迫っている時に追い返してくれたり…千鶴を守るって約束は絶対に違えない。そんな相馬くんがすごくかっこいいですよね。
そんな男子だと思っていた相馬くんと野村くんは千鶴の秘密・女である事を知りかなり驚くシーンもお気に入りです。真面目だから故ですね、そんな二人がまた可愛い。

そして千景からの襲来で鬼の事、新選組の秘密である羅刹の事、千鶴の秘密の事を知った相馬くん。
これを機に相馬くんは新選組の秘密をすべて知る事で、新選組に全てを捧げる決意を再びする事になります。
羅刹の存在を知ってもなお、新選組に居る事を決めた彼の運命はここから大きく変わっていきます。
ボロボロになっても皆と交わした約束だからと千鶴を守る姿。すごくかっこよかったです。

羅刹を知った事で千鶴と一緒に羅刹の世話係になった相馬くん。
ここも千鶴が先輩なんですよね。
ここからの御陵衛士との戦い。ここで兄を殺された三木さんが新選組に復讐に来るのですが相馬くんは三木さん相手に苦戦しながらも戦います。一時的に三木さんは撤退していきますが…相馬くんルートの要は三木さんになるのかな？

そんなある日、平助くんや沖田さんから昔の新選組…いや壬生浪士組と言われていた頃の事を知らない二人に昔話をするのですが、黎明録のキャラと盛りだくさんでした。
んで相馬が買ったあの絵も実は秘密が。あれを描いたのは黎明録での主人公龍之介…なんですね。
龍之介の話をする平助くんも切ないですし、昔の事を話す沖田さんとか色々とぐっときまして。
相馬くんに新選組の歴史が受け継がれたと。ここも色々きましたね…。

そして闘いは鳥羽伏見の戦いへ。
千鶴を心配し避難させようとする相馬くんですが千鶴の意志は固く結局はここに残る事に。
その代わり、相馬くんが千鶴を守るからという約束を交わし…ここのスチルもほんと好きです。

鳥羽伏見の戦いの中…負け戦になりかけの際、引く事に躊躇してしまう土方さんに少しアドバイスしていた相馬くんも凄く好きです。
彼はそんな負け戦を経験してきた訳で…だからこそ土方さんに物申す事もできた訳で。

必死に闘うもやはり逃げる事になった新選組。
千鶴は相馬くんと逃げるのですがバッタリ会ったのはあの時以来の三木さんでした。
三木さんは新政府軍側となり、新選組を恨んでいる事で2人を殺そうと目論み…2人を捕まえます。
そして毒と勘違いした変若水をなんと相馬くんに飲ませ…次に千鶴に飲ませようとしたその時。

相馬くんは羅刹になってしまったのでした。

ここでの羅刹化の無理矢理な感じ…辛いですね。
まぁ無理矢理と言っても自分で飲んで死ぬか、相手から殺されるのか選ぶのなら…羅刹になって力を手に入れたい。そこが大きくなってしまったんだろうなぁ、千鶴を守るためには強くならないといけないから、約束を果たせないから。それが相馬くんにとって一番大きな事だったんだろうなと。

羅刹になって三木さんを追い詰めるも…彼を逃がしてしまいう事になりますが更にそんな二人の前に現れたのは…風間千景でした。

こう相馬くんは最初に交わした千鶴を守れという約束をずっと果たそうと頑張る姿がほんと好きで。
というかそれがキーになってるんでしょうね。ボロボロになって…絶対に力の差があるのに何度も立ち上がって守ろうとする姿ほんとすきです。スチルも怪我しながらも立ち向かっていくような感じ多いですしね。

相馬くんが羅刹になっても千景には敵わない。
無様に負けそうになった中…現れたのは既に死にかけの源さんと山崎さんでした。二人が庇い、千鶴達は逃げる事に成功します。
そして向かった大阪城。土方さん達と再会するも、相馬くんが自分が羅刹になった事は言えないまま。
改めて相馬くんは泥をかぶっても無様でもしつこく戦い続ける…そんな土方さんの考えた方に感銘を受け、いつまでも新選組に付いていく事を決意します。

そして江戸へ…。
ここでの二人の会話。本当に好きですね。
相馬くんが羅刹になった事を言わないでほしい本当の理由は…千鶴と同じ時間を過ごしたいから。
そんな理由にぶわっとなりました。そしてその後の囁くような言葉…そして千鶴のことを考えながら千鶴の肩で眠る姿がほんとすきです。これからどうなるのか分からないけど…二人一緒なら。そんなエンドでした。

相馬くんの囁くような言葉がもうすごくお気に入りです。
彼らしい思いが伝わってきて、優しい喋り方で。やっぱり相馬くん好きだなぁと感じました。


＊華ノ章
鳥羽伏見の戦いの後、江戸に戻ってきた千鶴と相馬くん。
羅刹となってしまった相馬くんですがそれを隠してほしいというお願いもあり、千鶴はそれを誰にも言わずに相馬くんは普通の人間として生活していました。
更には昼間の任務に、自ら望んだ訓練を続け傍からみれも腕を壊しそうな勢いで修行する相馬くんを周りは心配します。
そんな相馬くんを心配し、千鶴は平助に相馬くんの事を相談し羅刹の薬を貰います。
相馬くんを心配する千鶴ですが、大丈夫と告げる相馬くん。しかしやっぱり発作は起きてしまう訳で…やはり無理をしていたんですね。

近藤さんが新選組に帰ってきて新選組は甲陽鎮撫隊として名を改める事に。
そして甲府城で新選組は新政府軍を迎え撃つために動き出しますが、そこでなんと再会したのは…羅刹となった三木さんでした。
新政府軍に騙され変若水を飲まされてしまった三木さんは鋼道さんと共に行動し新選組に対する復讐を果たすためだけに動いていました。お互い羅刹となり戦うも三木さんに押され気味になってしまう相馬くん…しかしどうにかこうにかここは逃げ切る事に。まさかの三木さんまで羅刹になってしまうとは。

甲府から逃げ切った新選組は会津へ向かう事に。
しかし会津に向かう途中の流山で新政府軍に見つかってしまい、近藤さんと野村くんを置いて皆は逃げる事に。
相馬くんも残ろうとしましたが土方さんからの命で千鶴を守れと言われ、自分に千鶴を守る資格はあるのか、守れる力なんてないのにと思いつつも、千鶴と一緒に逃げるのですが…途中で千鶴と相馬くんははぐれてしまいます。更に千鶴は近藤さん達と合流してしまい、結局は近藤さん達と共に新政府軍に捕まってしまいます。
ここはね…相馬くんとしては千鶴に逃げてほしかったんだろうけど、相馬くんが一緒に守りながら逃げてくれた方が千鶴的には安心だったよなぁ、と。相馬くんはここで守って戦って死ぬ事も構わないと思ってるようにも見えますね。

相馬くん自身、自分が他の幹部達みたいに強くなく弱い事に対し凄く気にしていて…千鶴を守る事ができるのかずっと悩んでいたような感じがします。そんな風に悩む相馬くんを千鶴が励ましてあげたり…そんな場面が多かった気がしますね。
自分のせいで多くの隊士が亡くなってしまう。そう悩む相馬くんに自分もそうだからと告げる千鶴…ここのシーンも大好きですね。

新政府軍に捕まった千鶴達を助けにきたのは相馬くん。
土方さんや山本先生からの嘆願書を持って近藤さんを助けに来たのですが近藤さんは一緒に行くことを拒否します。もう近藤勇だとバレてしまったから、と。それなら武士として新選組局長として…捕まると決意した、と。
そんな近藤さんから井上真改という名の刀を預かり、それを土方さんに渡してほしいと頼みます。
近藤さんが新選組の真を改めるために買ったという刀を受け取った相馬くんは、それと共に近藤さんから千鶴を守って欲しい。という約束をし、近藤さんと別れます。

それから相馬くん、野村くんと共に江戸に滞在していた千鶴。
そこで近藤さんが処刑された事を知り…3人は土方さんに伝えるため、江戸から出る事を決意します。
しかし今の江戸は新政府軍に目を付けられており、関所さえも通り抜けられない状態…そんな中再会したのは龍之介と原田さんでした。
相馬くん達がこれからどうするのかを聞いた原田さんは自分が囮となり関所を突破させてくれるのですが…原田さんはすでにここで命に係わるほどの大怪我を負っていて…ここが最後の闘いなんだって分かって後輩を助けるために死を覚悟し戦ってくれた姿…凄くかっこよかったです。

そして関所を抜けた場所で再会したのは沖田さんと平助くん。
ここでどんどん昔の仲間と出会っていく展開にもう察してしまいましたね…彼らの最期を見て行かないといかないのか…と。羅刹隊に追いかけられてた相馬くん達を助けてくれた2人…その後2人は亡くなってしまいます。

そして会津にたどり着くもそこには斎藤さんしかおらず、土方さんは北へ向かっていっているようで。
斎藤さんも会津を死に場所と定めて覚悟している、と。ここでの別れも本当に辛いですね。

そんな別れを次々と遭遇する相馬くんは見上げた夜空で北辰の星を見つけます。
これが自分を照らす、道しるべになるのではないかと。

そしてついに土方さんに合流した相馬くん達。
近藤さんの事を話し、刀を渡そうとしますがその刀は相馬くんが持っておけと土方さんに言われそのまま相馬くんがその井上真改をずっと受け継ぐ事になります。
そしてそんな土方さんに付いて行き、ついに戦場は蝦夷地へ…！

蝦夷地では旧幕府軍が冬前に本拠地を作り、蝦夷地共和国となり相馬くんも新しい役職を与えられます。
陸軍奉行介添という土方さんの付き添いになった相馬くん。そんな相馬くんの小姓となったのは千鶴でした。
まさかの千鶴が小姓に驚く相馬くん…しかしこれは土方さんが気を利かせた結果なんですよね(笑)。
土方さんに背中を押される形で、相馬くんの本当の気持ち…千鶴を想う気持ちを告白した相馬くん。そんな相馬くんに応え2人は恋人になる事に。
そんな告白を聞いていた野村くんや伊庭さんがからかう展開が楽しかったですね。
伊庭さんはずっと千鶴が好きだったから相馬くんをいじめぬいてたのがまた(笑)。ここのほのぼのシーンが癒されました。からかわれてひと時の楽しい時間って感じでしたね。

途中で千景が千鶴を追いかけ蝦夷地までやってきますが案外あっさり引いてくれて驚きました。
八瀬の姫…千姫が結構怖いんだな、と。でもこれで千景と戦う事もなくなって一安心です。

しかし春になり蝦夷地に新政府軍がやってきて戊辰戦争がはじまります。
その中、野村くんが亡くなってしまい相馬くんはかなり落ち込む事に…そんな相馬くんを支える千鶴。
ここの野村くんの最期…とてもかっこよかったですね。野村くん好きだったから凄く悲しかったですね…。

そして蝦夷地での戦いが本格的に厳しいものになっていく中、土方さんは相馬くん達を蝦夷地から去る事を提案しますが、相馬くんはそれを拒否します。
自分の理想の「武士」をまだ見つけていない、と。まだ新選組と一緒に戦う事を2人は願います。

しかしその後に入ってきたのは土方さんが撃たれ倒れてしまったという伝令で…2人は誠の旗を持ち土方さんを探しに向かいます。そこで見つけたのは瀕死の状態になっていた土方さんでした。
土方さんは自分の元に来てくれた2人を見て、相馬くんに誠の旗を渡し、新選組を託す。と告げます。
これで相馬くんは新選組局長となり、新選組を受け継ぐ事を土方さんと約束し…土方さんは亡くなりました。

そんな中やってきた三木さん…土方さんが死んだ事で復讐を果たせなかった事を悔やみながらも相馬くんに戦いを挑むのですが三木さんはどうも生きる事を諦めているような戦いをしている事を相馬くんは見抜きます。
そんな三木さんを見逃す相馬くん。生きる意味を探す…それも彼にとっては大変な事なんだろうけど、ふらふらと歩いていった三木さんにやっぱり泣きそうになりました。
彼は伊東さん殺害がなければいい仲間になってたんだろうなぁと思いますね。

旧幕府軍は降伏をする事を決意。
相馬くんは新選組局長として一緒に新政府軍に捕まる事を決意します。千鶴も本当は一緒にいたかったし相馬くんには死んでほしくない。そう思っているでしょうに…でも相馬くんの意志を尊重します。
その日の夜、2人で過ごせる最後の夜。2人は口付けを交わし、最後の思い出として一緒に一晩過ごす事に。
まさかの展開！かなり驚きました…こういう展開は原田さんだけだと思っていたのに！？
でも最後の思い出として過ごす2人が凄く辛いですね…。
2人で寝ていた中、起きていた相馬くんを見つけ、彼が北辰の星を見ているシーンが凄く好きですね。
スチルもシャツの前が開いてるし色っぽい…相馬くん素敵でした。

ハッピーエンドでは新政府軍に降伏した相馬くん。
彼は島流しの刑になり数年千鶴とは離れ離れになってしまいます。
しかし千鶴はずっと待っていました。愛しい相馬くんの事を。
数年後島流しから帰ってきた相馬くんを見つけて抱き着く千鶴…本当再会できて本当によかったね。
ここの嬉しそうな相馬くんの笑顔がもう…本当に大好きです。


以上相馬くんでした。
新選組最後の局長。局長の小姓だった彼が新選組の最後までずっと一緒にいて最後は局長として新選組の誇りを胸に戦った…そんな相馬くんが史実でも大好きなんです。
やっぱり薄桜鬼には外せない存在なので新規キャラとして追加された時は本当に嬉しかったですね。
それに初々しい所も可愛い。同じく純粋な千鶴も可愛いので、本当癒しカップルでした。
おまけの付録のエピソードもかなり萌えました…！両想いになってからのこのおまけエピソードは本当に嬉しい…！！

さて次は鬼の一族の千景予定です。
色々敵のイメージが多いですが彼のルートになると凄くかっこいいんですよね…！
次回の感想もよろしくお願いします。