薄桜鬼 真改 風華伝 for Nintendo Switch 伊庭八郎の感想です。


薄桜鬼感想一気にアップ!
今回は真改にて初登場し攻略対象になった伊庭さん。
個人的にはかなり気になっていたキャラでもあり、華ノ章の展開がどうなるのかハラハラしてましたね。

とりあえず…まさか薄桜鬼でも幼馴染ポジションのキャラが出てくるなんて思いもしませんでした!!


▽以下ネタバレ含みますので注意してくださいね。
*伊庭八郎
CV.宮野真守

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幕府の旗本で心形刀流の使い手。
将軍を警護する奥詰を任されている。
新選組の面々とは江戸に居た頃から付き合いがあり、土方を慕っている。


*風ノ章
薄桜鬼 真改での目玉のひとつ新キャラで攻略対象の伊庭さん。
今までの薄桜鬼キャラにはいなかったキャラでしたね。

伊庭さんと千鶴の出会いはお茶屋さん。
千鶴がお茶屋で鋼道さんの情報を仕入れていた時にその茶屋に押し入ってきた新選組の武田さん。
不逞浪士を出入りさせているという疑いで茶屋の主人を騙そうとしている武田さんをみて千鶴は止めようとするのですが…それを制したのは整った顔で柔らかい表情をした武士さんでした。
武田さんを戦う事なく追い返したその武士さんは、千鶴を何故か知っているようで…?名前を聞けないままそこで2人は別れる事に。
しかし再会は突然に。
新選組の昔からの知り合いだった伊庭さんが新選組の屯所に顔見せに来たのですが…それがなんとこの前の武士さんだったのです。こうして千鶴と伊庭さんはここでまた再会する事になります。
新選組の皆が江戸で試衛館にいた頃からの知り合いで、伊庭さんは伊庭道場の跡取り息子で今は幕臣というハイスペックなお方だった事が判明!
それに試衛館時代からのメンバーとも仲良く土方さんを「トシさん」と呼び慕ってたりも。この昔馴染みメンバーの会話の和みました。

しかし実は謎が多い。千鶴の名前を知っていて、更に初見で女の子だと気付いていたという事。
しかも彼から聞いた話によると千鶴と伊庭さんは昔出会っていたという事実も。
しかし千鶴は何も覚えていない…それに対して悲しい顔をする伊庭さんですが…ここのすれ違い、どんな話が待ってるのかワクワクしながらプレイしてましたね。

新選組屯所に昔馴染みの新選組の皆、そして千鶴がいるからとちょくちょく遊びにやってくる伊庭さん。
そんな伊庭さんは最初の武田さんの件から武田さんから恨まれていたり…。
それに伊庭さんと同じ幕臣の本山。新選組を怖がっている感じの人ですが憎めないしいい人でした。
今回新キャラ皆、個性があっていいなぁ。

伊庭さんは優しく落ち込む千鶴を励ますために色々連れ回してくれたりも。
伊庭さんが千鶴と一緒にいたいってのも大きいのでしょうが、その優しさが好きですね。
決して千鶴を否定する事はなく肯定して、背中を押してくれるそんな優しさが伊庭さんのいい所でしょうね。
千鶴にいつでも頼ってくださいね。と言ってくれたり…やはり普通に優しいいい人で…これまた素敵。

千鶴が千景達に襲われた時、千鶴は大怪我を負ってしまいます。
そんな千鶴を守る伊庭さんは千鶴の怪我をみせるように言いますが、千鶴には人に言ってはいけない秘密がありました。その秘密とは自分が鬼だから故に傷がすぐ治るという事。
しかし伊庭さんはその事を知っていた。そして千鶴に言います、約束を守ってくれてありがとうと。
千鶴と伊庭さんが幼い頃出会っていた時にこの傷が治る事を教えてもらっていたのだという事実が判明します。
ここで幼馴染設定がくるとは!薄桜鬼にそんな設定が盛り込んでくるとは思わなかったので幼馴染設定好きにはたまらなくて萌えさせていただきました。
でも千鶴と伊庭さんとした約束はまだあるようで…。

武田さんが新選組を脱退する時、羅刹の事を知られその資料を持ち出されてしまいそれを追った千鶴。
そんな武田さんに襲われた千鶴を助けたのは伊庭さんで、更に千鶴を傷つけようとした所をみて伊庭さんは自制出来ずに武田さんの右腕を斬り捨て…そして武田さんは川へ落ちてしまいます。
人を斬る事。それを今までした事がなくそれを経験した伊庭さん。人を斬る覚悟がない彼のはじめての経験。
伊庭さんにとっての大きな出来事になったようです。

そして起きた鳥羽伏見の戦い。
千鶴を大阪城に連れて行こうとする土方さんですが、伊庭さんの後押しでここに留まり自分に出来る事になり、伊庭さんは千鶴に死なないで下さいと約束を交わし、そしてお互い別の場所で戦いの中を生きていくのですが…千鶴は山南さんから変若水の資料を大阪城に運ぶ使命を任されて源さんと一緒に大阪城へ向かいます。
そこでなんと再会したのは鋼道さんと、あの武田さんでした。
まさかの武田さんが羅刹となって復活するとは思わなかったし驚いたのですが更に武田さんのなくなっていた右腕が鬼の腕になっていた事。いきなりな展開でこれまた驚きました。

逃げ回る千鶴は偶然に伊庭さんに再会。
そして千鶴を守るために武田さんと戦う伊庭さんですがなんと武田さんから左腕を斬り落とされてしまいます。ここで史実の展開がくると、は…。
そんな絶体絶命の中二人を助けたのは千姫と君菊さん。千姫が千鶴達に案内したのは千姫の里である八瀬の里でした。

そこで伊庭さんは残酷な事実を知らされます。
もうこの状態では剣は握れないであろう、と。
しかし伊庭さんは鋼道さんと武田さんがやろうとしている事を阻止したいと思い、それより何より千鶴を守りたいと約束を果たすために力を手に入れたいと願います。
千鶴が思い出した伊庭さんとの幼い頃の記憶の全て…伊庭さんとした約束。
何があっても千鶴を守るという約束を思い出した千鶴は伊庭さんの願いを聞き入れて…彼に変若水を渡します。そしてもう一つの鬼の左腕も。
伊庭さんが剣術を習うきっかけになったのが千鶴なんだよなぁ、こういうの萌えます。

その直後、八瀬の里を強襲した鋼道さんと武田さん。
伊庭さんは千鶴を守るために変若水を飲み、鬼の手を身につけて武田さんに挑みます。
その場はなんとか二人は逃げて、助かるものも、千鶴は羅刹になってしまった伊庭さんを心配します。
そして千姫達は鋼道さんを追う事になり、千鶴達は新選組がいる大阪城へ向かうのでした。
皆との再会は嬉しいものも、もう既に慶喜公は江戸に逃げた後という事実を知りショックを受けるものも、江戸へ向かう事になります。
羅刹になった事は皆に内緒にしてほしいという頼みから伊庭さんの事を知ってるのは千鶴だけ。
千鶴を心配させないために言ってるのか、本当に平気なのか分からないけれども一緒に朝日をみてお互い離れる事を寂しく思う二人。伊庭さんのそんな気持ちに答えるように江戸でまた会おうと約束し、一緒に朝日を見上げるのでした。

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*華ノ章
江戸に戻った千鶴と伊庭さん。しかしここで伊庭さんとは別行動で千鶴は相も変わらず新選組の皆さんと行動を共にします。
そして久しぶりに再会した伊庭さんは少し様子がおかしい…あれだけ平気だ、と仰っていたのに伊庭さんも吸血衝動に苦しんでいました。
そんな伊庭さんを助ける千鶴。伊庭さんの吸血スチルが何だか凄く色っぽくて好きですね!
それと同時にあの伊庭さんが急に千鶴に迫ってきたり…まさかの壁ドンイベントにドキドキしつつも伊庭さんは正気に戻り急に離れたり少し様子がおかしい…?

伊庭さんは遊撃隊として戦うも、千姫との約束で人間の歴史に名を残してはいけない。鬼の手を使うのも武田と鋼道相手だけ。その約束をしっかり守り続ける伊庭さん。それが彼にとって物凄く辛い事なのだとしても…。

離れ離れだった伊庭さん千鶴ですが戦いが激化していくという事で土方さんから千鶴を伊庭さんに託されます。
伊庭さんの実家で過ごす千鶴なのですが、これがどこからどう見ても夫婦にしか見えない…!
本山さんもそんな2人をからかっていましたがどう見てもお互い両想いなのにくっつかない2人が本山さんにとってももどかしいんだろうなぁ。

しかし歴史は動いていきます。
幕府が新政府軍に降伏し、伊庭さんと千鶴は幕府側だとばれないように江戸から脱出します。
この時に伊庭さんと千鶴の服装が洋服になるのですがこれがまた伊庭さんが素敵…!髪を切るとまた印象が変わりますね。ここの千鶴の洋服姿を見て照れる伊庭さんとそれにうツッコミいれる本山さんが好きです(笑)。

その途中で新政府軍に幕府は降伏し歴史は一気に動いていきます。
敵となってしまった2人は襲われるものも、伊庭さんは一度だけ人間相手に鬼の腕の力を振るい千鶴を守るために戦ってしまいます。その事に責任を感じる伊庭さん…いい人だからこそ辛い展開でしたね。
そして自分の隊が負けていくのを見るほは本当に辛いだろうなぁ。
そして千鶴と伊庭さんの希望により、例え歴史に名を残せなくても。戦えなくても新選組の行く末を見守りたいと蝦夷に向かう事になります。

しかしその途中で立ちふさがったのは武田さん。
風ノ章で出てきた時は伊庭さんだけに向いていた敵対心が、鬼の腕をつけた事により、本来の鬼の腕が求めていた純血の女鬼である千鶴を求める夢をずっと見ていたようで…そんな武田さんは千鶴を奪う気でいました。
勿論そんな事はさせないと千鶴を守る伊庭さんですが、実は伊庭さんもこの鬼の腕のせいで毎日千鶴を求める衝動にかられるようになっていたのだと武田さんから明かされます。
何故千鶴だけを求めるようになったのかというのがもう一つの腕が伊庭さんについてるからなんですね…なるほど。
羅刹が苦手である銀の玉の銃で伊庭さんは撃たれ重傷を負い、千鶴がなんとか助け支えながら伊庭さんを連れて逃げる事になります。

銀の玉を受けた伊庭さんはずっと床に伏せってばかりの状態に。
更には鬼の腕を通じて千鶴への想いが止められなくなっていき、伊庭さんは千鶴を遠ざけようとしてしまいます。
自分の側にいたら千鶴が傷付く…そう思い、土方さんや千姫に千鶴を預けようとしますが千鶴はそれを拒否します、どんな結末になっても伊庭さんと一緒にいたい。伊庭さんが求めるなら大丈夫。
そうやって千鶴は伊庭さんを受け入れ、あれほど観ていた千鶴の夢も鬼の腕が満足したの見ないようになっていきます。そしてその鬼の腕は伊庭さんと一体化していくようになっていきます。
それにしても…ようやくあんなにすれ違っていた2人がようやく結ばれましたね。

伊庭さんと千鶴は五稜郭へ。
そこで戦わずとも新選組達…幕府側の救護の手伝いを2人はしていく事に。
その途中で聞いた新選組の人達の無念の死に心傷める千鶴を一緒のベッドに入り伊庭さんが慰めてくれるシーンがあったんですがここ最高すぎやしませんかね!?

しばらくは平和な時間が流れていきますが、その蝦夷で2人が見ていくのは新選組のかつての仲間が次々と死んでいく様…。
そして伊庭さんの親友であった本山や尊敬していた土方さんまでも…。
ただただ親しかった人、一緒に戦ってた人を亡くし新選組の行く末おを見届けた2人の前に現れたのは武田さん。
鋼道は亡くなり武田さんだけで行動し羅刹として人を殺し血をすすりながらここまできた武田さんと伊庭さんの最終決戦がはじまります。

昔、沖田さんに伊庭さんは人を斬る覚悟がない剣だ。と称されていましたがここでの伊庭さんの決戦は本当に覚悟が宿っていましたね。どうしても許せない存在が自分の大切な人を傷付けようとしている…。
伊庭さんは武田さんに捕まった千鶴ごと、武田さんを斬ります。

ハッピーエンドではあれからずっと千鶴は眠り続け、伊庭さんは蝦夷でずっと千鶴が起きるのを心待ちにして生きていました。腕はもう一体化してしまったので伊庭さんのものに。
ようやく目を覚ました千鶴に優しく声をかけてくれる伊庭さん…2人共幸せになってね。


以上伊庭さんの感想でした。
やっぱり伊庭さんのルートのテーマは『約束』かな。
千鶴と交わした約束があるからこそ伊庭さんは今ここにいて、剣を振るっていた。
それに千鶴の傷がすぐに癒える力の事も最初から知ってて更には偶然出会ったというのにすぐに千鶴を見つける事が出来る…相当千鶴が好きだったんだなぁと。
月影ノ抄で後日談とかあったらいいなぁと思いつつ、幸せに暮らす2人が見たいんです!!

さて次回は原田さん予定です。ようやく感想が追い付きました…!