あんさんぶるスターズ!8話「亀裂」の感想 です。


英智から言い渡された突然のTrickStar解散命令。
揺れ動く4人と、そして誰よりもユニットの事を想うスバルが下した決断とは…?

ついにあのユニット全員揃ってアニメに出ましたね!これをずっと待っておりました…!


流星隊Knightsアニメ出演おめでとう!!


正確にはKnightsはあとひとり足りないですが…。
でもでもこのユニットがついに出てきてくれて嬉しかったですね。
そんな嬉しい反面内容は少しトリスタPには辛いものだった8話の感想です。


▽以下ネタバレ含みますので注意してくださいね。
*第8話「亀裂」
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半年前の秋。
一年生のスバル、北斗、真、真緒は『金星杯』のステージに立っていた。
4人での初めてのライブはほとんど観客がいなかったが、お互いに助け合い、それぞれの心に残るものとなる。

そして現在、バラバラになった『Trickstar』やアイドルだった父のことを想うスバル。
自分はなぜアイドルになったのかと苦悩していると、守沢千秋率いる『流星隊』がスバルの前に現れる。


これは今から半年前。明星くん達がまだTrickstarではなく何者でもない存在としてはじめて金星杯に出場した時の事です。
半年前の秋。
あのfine VS Valkyrieの前の金星杯のステージに立っていたスバル、北斗、真、真緒。
初めて組んだ4人の初めてのライブ。観客はあまりいなかったけれどもライブ直前ではしゃぐスバルを落ち着かせる北斗。
2人は親が孤高の大人気アイドルだった者同士、その肩書もありいつもひとりだった…と。
北斗にとってアイドルに友達は不要、だからひとりでいなければならないと思っていたのだと彼は言います。それはスバルも一緒で…しかしそんな2人と真と真緒があわさり4人でライブをする事を楽しもうとします。

好き放題暴れてやろうよ!」そんなスバルの発言から北斗はまるで「トリックスターだな」と。
狂言回しという意味があるその単語を気に入ったスバル。スペルは間違っているみたいですがスバルは凄く気に入ったようで。
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お星さまのいたずらって感じかぁ!はははっ楽しそうな響き!
これがTrickstarの名前の由来になったであろう会話。
こんな些細な会話からこのトリスタが出来たのだと思うとこれまたぐっとくるものがありますね。
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世界中に響かせよう、俺たちのアンサンブルを!
初めて4人で歌ったステージ…このステージは後にトリスタが結成するきっかけになったとても大きな出来事のひとつになったのでした。
4人それぞれが前を向き歩み出すきっかけになったこの金星杯。
この追憶のシーンをここで入れてくれたアニメスタッフさんに感謝しかないです…!!

そして今現在。
あれからすっかりTrickstarはバラバラになってしまいました。
あんなに仲良しだった4人が会話もする事もなく…そんなトリスタを心配する颯馬とアドニス。応援してくれるのが凄く嬉しいですね。しかしスバルはすっかり落ち込んでしまっていました。

一方その頃…バスケ部の部活動では…この2人が!!
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ついに登場!千秋!!
相変わらず翠に突っかかってウザがられてるいつもの光景でしたね。
何気にひとりだけ長袖ジャージ着てる千秋が物凄く好きです。

どうやら2人はスバルが元気がない事を気にしていたようで…そんな2人の前にやってきたのは同じ流星隊の忍。
忍はトリスタに起きたあの解散の出来事を説明し、今の4人は解散の危機に陥っている事を説明します。
そんな忍からの話を聞くもあのスバルが諦めるとは信じられないと千秋が動き出します…!

そして…一人残されてしまったスバル。
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バスケ部の体育館でひとりバスケットボールに触れるスバル。
いつもの明るい雰囲気は消え、ずっと難しい顔で考え込んで…スバルがこんな表情してるのがこちらも本当に辛いですね。
スバルがずっと考えていたのは"自分がアイドルになった理由"。
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大人気トップアイドルだった父親に幼い頃から憧れていたスバルはそんな父親の後を追いかけ夢ノ咲学院に入学。しかしそこでスバルはひとりで張り切ってしまい、周りにスバルについてくる人はいなかった…。
そんなスバルの前に現れたのが…北斗、真、真緒だったのだと。
スバルがスバル父に憧れる小さなスバルが目をキラキラと輝かせてる姿は今のスバルと本当に変わらないんだな…と。
今もああやってキラキラした目でステージを観てますからね。
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部長なんて水臭い肩書は付けなくていい!俺とお前の仲じゃないか!
そんなスバルの目の前にやってきたのはバスケ部部長である千秋でした。
落ち込んでるスバルの前にやってきていつもの調子で引っ張ってくれる…ここの千秋本当に正義の味方だ…!!
しかし忍と翠からの評価はあまりよくないのがこれまた千秋らしいなと(笑)。

そんな千秋は落ち込んでいるスバルを見て彼に問いかけます。
千秋のユニットである流星隊に入る気はないか?と。
スバルが加入すればこれまで以上に流星隊は更に強力になり世界に平和にだってしてくれる。と断言。
それにDDDに出場するには2人以上のユニットメンバーが必要で今のひとりのスバルだと何もできない…。
千秋は問います。それでもTrickstarに尽くすつもりなのか?と。
返事はまた今度でいいと千秋は去っていきますが果たしてスバルはどうするのか…。

一方北斗と真緒は現状を落ち着いて分析します、どうしようもなかったんだと。
生徒会長の力は偉大で…甘くない。きっとトリスタは無慈悲に何もできずに潰されてしまうだろう。
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俺はTrickstarが潰される所を見たくない
これが北斗が離れていった本音。
あのS1で勝利した輝かしい思い出のまま…そのままにしておきたかったのだ、と。
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俺もだよ。Trickstarは夢だった。希望だった
真緒も同じ気持ちだった、と。あの夢を希望を潰されてしまうのは耐えられなかった。
だから2人は"逃げて"しまった。現状から、自分自身から。そして北斗は両親からも逃げてしまったのだと。
本当にここの2人の会話が辛い…よく考えるタイプだからこそ、生徒会に逆らうとどうなるのか分かっているからこそ、逃げてしまった訳で。
そして真は学校に来ていない事が判明。どうやら昨日の放課後…解散を告げられてから姿を見ていないし連絡も付かないみたいようで…。
いつもなら心配し探すであろう2人なのに。もう北斗がもう道は別々に分かれてしまったから心配する権利がないとか言って…本当に辛すぎます。

次の日。軽音部では零がひなたとゆうたと一緒にトリスタの解散の事を話しあっていました。
あれだけ協力してくれた3人でしたからね。
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現状は北斗はfine、真緒は紅月、真はKnightsにいき見事にバラバラにされてしまった事を双子は嘆きます。
しかし零は打開策があるようで。しかしその打開策は自分達で気付かなければ意味がない、と。

きっとあの時の輝きを取り戻すと吾輩は信じておるよ

零はTrickstarを信じて、このままでは終わらない。と期待してくれているようで。ありがとう零さん…!
ここで窓からスバルを見つめるカットに入るのですがここも凄くいいシーンですよね。

一方スバルはまだ悩んでおかない顔をしていました。
北斗達がとった判断は大人の正しい判断なのだろう、自分のしている事は夢物語で現実と向き合わなければいけない。と父から貰ったビー玉を掲げます。
しかし腰かけていた噴水の中から人の声が!!??
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ぷかぷか~♪いっしょにみずあびしますか?
噴水の中にいたのは流星隊の一員で3年生の深海奏汰
ちなみにここでは触れられなかったですが三奇人の一員です。

そんな奏汰が目をつけたのはスバルのビー玉。
くすんでしまっていたそのビー玉を奏汰は噴水の水で洗ってくれます。
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きらきらかがやいて、きれいですね~
奏汰ああああ!!本当に流星隊が正義のヒーローすぎて…!!
この再びキラキラ輝きだしたビー玉を見て久しぶりにスバルに笑顔が戻ります。彼は決意したようですね。

ユニット加入の返事をしに千秋に会いにいったスバル。
自分の今の気持ちを素直に千秋に話します。ひとりでトリスタにすがる自分が情けないと。
あの時のS1の勝利は奇跡だったのかもしれない、だけどまたあの4人でステージに立ちたい…Trickstarの4人であの場所に立たなければダメなんだと。
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俺はあんなユニットに負けないくらいTrickstarを輝かせてみせる!
スバルの言葉を聞いて千秋は大きな声で笑い、そして喜んでくれます。
そして千秋はスバルに告げます。

戦う気概を失っていないならば!心が折れてさえいなければ!いつだって可能性は0じゃない!!

そう千秋はスバルを試していた訳です。
最初から流星隊に入らせるつもりなんてなくてスバルからトリスタでまた頑張るという言葉を聞きたかった訳だった…と!

そんな千秋の言葉を合図に流星隊が集合!
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い炎は努!泥で汚れた燃える闘魂流星ブラック南雲鉄虎……!」
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黄色い炎は希望!闇に差しこむ一筋の奇跡流星イエロー!仙石……
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の炎は、慈……。あと何だっけ、癒やしどうとか……?名前が『』だから、流星グリーン……。高峯……」
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い炎は、正義に燃える生命の太陽流星レッド!守沢千秋……
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5人揃って我ら正義のアイドルユニット・流星隊!(なお流星ブルーは欠席)
アニメでこの名乗り口上を観れるのをずっとずっと待っておりました!
戦隊ヒーローものみたいに後ろで爆発してたり演出がかっこよかったですね。
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5人揃ってって言ってるのに5人いないよ!?なスバルのツッコミが最高ですね。
ただ奏汰はまだ噴水の中で水浴びしていたようで鉄虎の優しさによってそのまま置いてきたそうで。
5人揃って口上名乗ってくれる日が楽しみです~。

そんな流星隊のほかにやってきたのは…
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トリスタの衣装を着たあんずでした
スバルのために…トリスタのために何かしたい。そう思った彼女は紅郎の元へ行き、DDDに出るために人数が足りないなら代わりに自分が出るから衣装作りを手伝ってほしいと頼んだようで。
その結果、スバルしかいなかったトリスタにあんずが加わりなんとかDDDの出場条件をクリアしたと!
出場する時には覆面をつけたりして正体を隠しステージに上がらなければならないですが。

そんな流星隊はスバル達を応援してくれる、と。
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おまえはひとりなんかじゃない
そう告げた千秋は翠にボールをパス。
それが鉄虎、忍、あんずに渡りそしてあんずからスバルへ。
そしてスバルのボールはゴールへ…!!
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ありがとうちーちゃん先輩、みんな!
スバルはひとりじゃない。こんなに応援してくれる仲間がいる。
その事に改めて気付き、スバルの表情は落ち込んでいた時よりも何倍もいい凛々しい未来を見据える顔つきに。ここからまたトリスタは動き出します!


そしてついにはじまったDDD。
司会を務める陣と章臣からDDDのルールの説明が始まります。
屋外に設置されたいくつもあるステージでユニット2組で対バン方式でライブをし、観客はサイリウムで投票し最後まで勝ったユニットがSSの参加権を得る事ができるというルール。
ドリフェス形式だけど屋外で同時に沢山のユニットがパフォーマンスをするっていうのが今までのドリフェスとは違う点かな?しかしどのユニットでも参加できる、勝ち残るチャンスがある。という訳です。

スバルとあんずも準備万端!
あんずは覆面をかぶって正体を隠す訳ですが…まだどうにかならなかったのかな??覆面レスラーみたいでしたね(笑)。ここアニメでどうなるのか楽しみにしてましたが、そのまんま覆面で逆に面白かったです。
そんなトリスタの様子を見に来てくれた零。
いつもの調子のスバルを見て嬉しそうに笑ってくれる零さん…!!

そんな3人の前にトリスタの最初の対戦相手が現れます。
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学院内でも長い歴史を誇るユニットで全員が相当の実力者揃いのKnights
ついに…ついに…推しユニットが!!!!
ここのシーン待ってました、ようやく凛月と司がきてくれましたね!!
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本来は5人ユニットなのですがリーダーがとある事情で不在。
4人での出場になるのですがそれでも優勝候補の実力を持つユニットです。

ここでひとり後ろを向く王さま…帰ってくる日を心待ちにしておりますね。

そんなKnightsがトリスタの最初の対戦相手。
頑張る男の子が大好きな嵐、真面目に分析する1年生の司、そしてさぼりたいと面倒そうにしている零の弟である凛月。そんな凛月を見て…。
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お~い!凛月!お兄ちゃんじゃよ~
誰?迷惑だなぁ…通報する?
このシーンを待ってました!!
あの今まで凛々しくトリスタを導いてきたあの零がこんなデレデレブラコンに。
そしてそんな凛月からは避けられてしまう不憫なお兄ちゃん。
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零の凛月大好き大好きな行動とは裏腹にうざい、迷惑と思ってないようでスルーする凛月。
いやあ朔間兄弟ほんと可愛いです。しかしここで零が言ってた「全身お兄ちゃんじゃよ~」ってどういう意味なんですか??

そんなKnightsに対しスバルは真はどこにいる!?と問いただします。
スバルの問いをはぐらかそうとする嵐ですが零にはもう分かっていたようで…Knightsが姑息な手段を使っているのだと。それは真が数日前から行方が分からなくなっていた事に繋がっていました。

早めにトリスタを潰し、真の帰る居場所をなくし、Knightsに無理矢理移籍させ強引に自分のものにする。

司は知らなかったようですが嵐は知っていたようで。
泉がどうも勝手に新入りの真をどこかに連れていってしまったのだと嵐は言います。
それを聞きスバルは動き出します、真は自分の意思で移籍した訳じゃなかった…スバルは真を探そうとしますがそれを零は止めます。もしかしたらもう移籍の手続きをされたかもしれない、それにもうすぐDDDがはじまる。
それでも行くのか?と問う零にスバルは当たり前だという顔で…即答し、走り出します。
もう諦めないと、今まで支えてくれた3人を今度は自分が助けるのだと!
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まだTrickstarは…希望の星は消えてない!
走り出すスバルと同じようにビー玉が飛んでいく演出…最高ですね!!

真を連れ去った泉が向かったのはとある場所。
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ごめんね~ゆうくん。遅くなっちゃった
連れ去られていた真は両手両足を縛られていて…。


以上8話でした。
スバルの過去、葛藤、そして改めて見出した希望。それらが丁寧に描かれてましたね。
しかし挫折しそうになるスバルの背中を押してくれたのも仲間だったという訳で。
流星隊の正義のヒーローが最高でした…!千秋と奏汰のシーンが本当に大好きです。
そして推しのKnightsもまだ4人ですがようやく出てくれまして…次回はもしやライブシーン観れる?と思うと楽しみが止まりません!!

ではでは8話のアイキャッチ!
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今回は千秋とスバルでした!
やっぱりこの回はこの2人だよね!!
部活の部長と部員同士ってのもありますが千秋がスバルを凄く可愛がってくれてる感じも凄く好きなのです。
この2人が並ぶとW主人公って感じもしますね。


さて次回は監禁されたゆうくんを助ける所から…ですね。このシーンついにきてしまったか…!
次回の感想もよろしくお願いします。