学園キメラオリジナルショートストーリー番外編・がくきめっ!
私のキャラを中心に普段見えない部分の日常を、人物を掘り下げ描くSSです。
本編とは違う時間枠だったり、あまり描かれないであろうな部分を描いていく予定です。
更新は不定期になります。
4話は木之華アイネがメインです。
アイネの長い長い恋のはじまりの記憶の物語。
※アイネの幼い時期の一人称修正
▽以下オリジナル含みますので注意してくださいね。
幼い頃の何気ない約束
それはわたくしの中でとてもとても大きな存在
誰がなんと言おうとも…
わたくしは、あなた様を
手に入れてみせます……!!この木之華の名にかけて!!
+++++++++++++++++++++++++++++++++
リン「アイネー?アイネー?どこだー?」
アイネ「リンちゃん?リンちゃーん、アイネはここやけん!」
リン「って木登りなんてして…危ないって」
アイネ「大丈夫、大丈夫。リンちゃんもそばにこんね?」
リン「別に俺はいいって…。ってあぶない!!」
アイネ「え…あ、きゃあああっ!!」
どさっと落ちたはずなのに痛さが感じられない
それもそのはず、リンちゃんがわたしの下でクッション代わりになっていたのです
アイネ「あ、あ…リンちゃん、大丈夫?怪我はなか?」
リン「いてて…そんな目立った怪我ないよ。キメラ能力発動する間もなかった…」
アイネ「ごめん…ごめんね、リンちゃん…」
リン「泣くなって、アイネ。もう、泣き虫だな」
そんな事があったのは数年前…わたくしがまだ6歳の時の事でした
あれからわたくしは…リン様にふさわしい淑女になるために
自由な時間は全て全て…習い事、礼儀作法、そしてお父様のすすめから始めたモデルの仕事をこなしていた
どれもこれも…リン様のため
わたくしはリン様のために何年も頑張っていたのだから
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
アイネ「リン様、はい。これ今日のお弁当ですわ。愛情を込めて作りましたの…」
リン「あ、ああ。ありがとう。今日は部活あるから助かる、アイネ」
リン様はあの頃より、すごくすごく、大人っぽくなられました
あの可愛いお顔とは正反対に、すごくすごく男らしくなられました
だからわたくしは…女らしくなるために…頑張ってきたのです
アイネ「喜んでくださるのなら…嬉しいです」
リン「ああ。……ってやっぱりアイネ、お前変わったよな?」
アイネ「え、そうですか?嫌ですわ、綺麗になった…だなんて」
リン「そんな事ひとつも言ってないけどな」
アイネ「なら…どう変わった…と?」
リン「昔はすごく男らしかった。木登りとか率先してやってたし」
アイネ「う…」
リン「それで落ちてたし」
アイネ「うう…」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
リン「だから俺は危ないって言っただろ。木登りなんてやめろって」
アイネ「ごめんなさい…リンちゃん」
リン「アイネは女の子なんだ。何かあったら大変じゃん」
アイネ「……リンちゃんは、こんな活発なアイネより…女の子らしいアイネが好きかと?」
リン「うん、だって怪我しなくなるでしょ。女の子らしいなら木を登ったりしないし」
アイネ「なら…」
リン「……え?」
アイネ「アイネ、女の子らしくなる、なってみせるけん!みちょってな、リンちゃん!!」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
そう、あの時から…わたくしはずっと頑張ってきたんだ
短かった髪も女の子らしくなるために伸ばして
そして見た目だけじゃなく、中身も女の子らしくして…
男の子から告白される日も多かったけど、わたくしはただ、ただ1人しか見えなくて
だから…
だから……
コージロー「リンちゃーん!!」
コースケ「今日も一緒に遊ぼうー!もちろんリンちゃんで!」
リン「げ…お前ら!?」
アイネ「…………」
そうは簡単にはいかないものですわね……
あの黒八木双子、わたくしの最大の宿敵!!
アイネ「余所者は引っ込んでくださいまし!わたくしとリン様が話してたんですの!」
コースケ「誰がリンちゃんと話してたなんて関係ないもんねー」
コージロー「リンちゃんは黒八木ツインズもものだもん♪」
リン「誰のものでもないっ!」
アイネ「わたくしのリン様ですわ。黒八木双子…わたくしは負けませんからね。そしてリン様」
リン「ん?なんだ?」
アイネ「わたくしは、リン様の事…ばり好いとーよ?」
このあと、リン様を巡って3人で熱いバトルが始まったのは、説明するほどではないですわね
ただ、その喧嘩の後のリン様からのお叱りも、リン様とついでに黒八木双子がいたら
アイネ「なんだか…これはこれで…楽しかもんやね」
*****************************
久々のがくきめっ!です。
今回はなんとなくアイネにしてみました、そんな4話です。
アイネとリンの幼い事の話と、黒八木ツインズとの少しですが絡みとか書けたかな?
子供の頃は活発だったそんなアイネが、変わっていくきっかけを描いて見たかったのでそんな感じでかけて楽しかったですね。
もうちょいツインズとの絡み入れて、ギャグを増やして見たかったですが…。アイネの事を知ってもらえたら嬉しいです。
次回もよろしくお願いします!
私のキャラを中心に普段見えない部分の日常を、人物を掘り下げ描くSSです。
本編とは違う時間枠だったり、あまり描かれないであろうな部分を描いていく予定です。
更新は不定期になります。
4話は木之華アイネがメインです。
アイネの長い長い恋のはじまりの記憶の物語。
※アイネの幼い時期の一人称修正
▽以下オリジナル含みますので注意してくださいね。
幼い頃の何気ない約束
それはわたくしの中でとてもとても大きな存在
誰がなんと言おうとも…
わたくしは、あなた様を
手に入れてみせます……!!この木之華の名にかけて!!
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リン「アイネー?アイネー?どこだー?」
アイネ「リンちゃん?リンちゃーん、アイネはここやけん!」
リン「って木登りなんてして…危ないって」
アイネ「大丈夫、大丈夫。リンちゃんもそばにこんね?」
リン「別に俺はいいって…。ってあぶない!!」
アイネ「え…あ、きゃあああっ!!」
どさっと落ちたはずなのに痛さが感じられない
それもそのはず、リンちゃんがわたしの下でクッション代わりになっていたのです
アイネ「あ、あ…リンちゃん、大丈夫?怪我はなか?」
リン「いてて…そんな目立った怪我ないよ。キメラ能力発動する間もなかった…」
アイネ「ごめん…ごめんね、リンちゃん…」
リン「泣くなって、アイネ。もう、泣き虫だな」
そんな事があったのは数年前…わたくしがまだ6歳の時の事でした
あれからわたくしは…リン様にふさわしい淑女になるために
自由な時間は全て全て…習い事、礼儀作法、そしてお父様のすすめから始めたモデルの仕事をこなしていた
どれもこれも…リン様のため
わたくしはリン様のために何年も頑張っていたのだから
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アイネ「リン様、はい。これ今日のお弁当ですわ。愛情を込めて作りましたの…」
リン「あ、ああ。ありがとう。今日は部活あるから助かる、アイネ」
リン様はあの頃より、すごくすごく、大人っぽくなられました
あの可愛いお顔とは正反対に、すごくすごく男らしくなられました
だからわたくしは…女らしくなるために…頑張ってきたのです
アイネ「喜んでくださるのなら…嬉しいです」
リン「ああ。……ってやっぱりアイネ、お前変わったよな?」
アイネ「え、そうですか?嫌ですわ、綺麗になった…だなんて」
リン「そんな事ひとつも言ってないけどな」
アイネ「なら…どう変わった…と?」
リン「昔はすごく男らしかった。木登りとか率先してやってたし」
アイネ「う…」
リン「それで落ちてたし」
アイネ「うう…」
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リン「だから俺は危ないって言っただろ。木登りなんてやめろって」
アイネ「ごめんなさい…リンちゃん」
リン「アイネは女の子なんだ。何かあったら大変じゃん」
アイネ「……リンちゃんは、こんな活発なアイネより…女の子らしいアイネが好きかと?」
リン「うん、だって怪我しなくなるでしょ。女の子らしいなら木を登ったりしないし」
アイネ「なら…」
リン「……え?」
アイネ「アイネ、女の子らしくなる、なってみせるけん!みちょってな、リンちゃん!!」
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そう、あの時から…わたくしはずっと頑張ってきたんだ
短かった髪も女の子らしくなるために伸ばして
そして見た目だけじゃなく、中身も女の子らしくして…
男の子から告白される日も多かったけど、わたくしはただ、ただ1人しか見えなくて
だから…
だから……
コージロー「リンちゃーん!!」
コースケ「今日も一緒に遊ぼうー!もちろんリンちゃんで!」
リン「げ…お前ら!?」
アイネ「…………」
そうは簡単にはいかないものですわね……
あの黒八木双子、わたくしの最大の宿敵!!
アイネ「余所者は引っ込んでくださいまし!わたくしとリン様が話してたんですの!」
コースケ「誰がリンちゃんと話してたなんて関係ないもんねー」
コージロー「リンちゃんは黒八木ツインズもものだもん♪」
リン「誰のものでもないっ!」
アイネ「わたくしのリン様ですわ。黒八木双子…わたくしは負けませんからね。そしてリン様」
リン「ん?なんだ?」
アイネ「わたくしは、リン様の事…ばり好いとーよ?」
このあと、リン様を巡って3人で熱いバトルが始まったのは、説明するほどではないですわね
ただ、その喧嘩の後のリン様からのお叱りも、リン様とついでに黒八木双子がいたら
アイネ「なんだか…これはこれで…楽しかもんやね」
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久々のがくきめっ!です。
今回はなんとなくアイネにしてみました、そんな4話です。
アイネとリンの幼い事の話と、黒八木ツインズとの少しですが絡みとか書けたかな?
子供の頃は活発だったそんなアイネが、変わっていくきっかけを描いて見たかったのでそんな感じでかけて楽しかったですね。
もうちょいツインズとの絡み入れて、ギャグを増やして見たかったですが…。アイネの事を知ってもらえたら嬉しいです。
次回もよろしくお願いします!
コメント
コメント一覧 (4)
コメントありがとうございます。
アイネ可愛いですか、ありがとうございますー。
黒八木ツインズといい感じにライバルになってくれたらなと。ミハエルくんが加わったら、色々一方通行で大変な事になりますね。
美紗
がしました
コメントありがとうございます。
過去話、こんな感じでよかったでしょうか?アイネはちょっと活発な子だったという事ですね。
ミハエルくんが入ったらまたカオスな状態になりそうですね。それもまた見てみたいですが。
次は誰にしようか、迷いますね。
美紗
がしました
確かに・・・黒八木ツインズはアイネさんにとっては宿敵ですね{雷}
ミハエルさんがその間に入ったら・・・修羅場かな{はてな}
ラーチェル「暴走はほどほどにね、アイネさん{ユニミー紫}」
美紗
がしました
アイネとリンの過去、こんな感じでいいと思います。
その中にミハエルが入ってくると…。
次も楽しみにしています{CARR_EMO_537}
美紗
がしました