オリジナル創作・青春センセーション!の番外編短編になります。


この作品はオリジナル創作です。
オリジナル要素が大丈夫な方だけ追記からどうぞ!

別館にも載せた日刊青センSSをまとめてみました。
今回もラストに書下ろしのSSも収録しました。合計6つ収録です。

※大幅加筆修正


▽以下オリジナル創作含みますので注意してくださいね。





※こちらは別館で1日1SSを目標にして載せたものを少し編集し再録したものになります。




*生徒会の甘え担当


生徒会室にて。


葉「あーーお腹空いたなぁ。ねぇ、ふじ。購買で何か買ってきてよ?」

悠「え?おれ?」

結「おい葉月。それくらい自分で買いに行きやがれ、悠希に頼るな」

葉「えーー?だって面倒じゃないですか?」

結「おい」

彩「ダメ、葉月。悠希は今書記の仕事を消化してるんだから。仕事の邪魔するなら私が怒るわよ?」

悠「……という訳らしい、ごめんな?すわ」

葉「ちぇ」

結「……お前内面見えてるぞ?腹真っ黒なのが」

葉「別に生徒会では僕の本性は既に認知されてますから。別に大丈夫です☆」

結「何が大丈夫なんだか…」

彩「まぁ葉月は可愛い甘えん坊で通っててそこが可愛いって言われてるしね」

結「こいつのどこが可愛いんだか…」

葉「……ねぇ、結弦会長?」

結「な、なんだよ」

葉「僕…購買に行きたいんです。一緒に行ってもらえませんか…?」

結「誰がお前と一緒になんか…」

葉「…お願いします(上目遣いでお願いモード)」

結「……う」

葉「……会長?」

結「し、仕方ねぇな。付いていくだけだからな。オレは何も買わねぇからな」

葉「はーい!ありがとーございまーす」

彩・悠「「(……結局負けてる)」」


生徒会の最終兵器・甘え上手な葉月。


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*2-1の日常


晃「朔真ー!教科書忘れたーどうしよう!」

朔「もう、また?次の授業の英語の教科書?」

晃「う、うん」

朔「はぁ。周なら持ってると思うから2組に行って借りてきなさい」

晃「分かったー!」

朔「次からはもう忘れないようにしなさいよ?」

晃「はーい!!」







晃「朔真ー。いちご牛乳とバナナ牛乳どっちがいいと思う?」

朔「んー。俺は今はいちごな気分かな」

晃「朔真がいちごならおれはバナナにしようっと!サンキュ!」

朔「ならよかった。じゃあ俺の分も出来れば買ってきて」

晃「ほいさ!」







晃「朔真ぁー暇ー!おたまじゃくしばっかり見てないで構ってよー」

朔「おたまじゃくしって…これはピアノの楽譜。音符をおたまじゃくしとか言う人俺はじめて見たよ」

晃「えーーだっておれにはよく分かんないもん。それにほら…おたまじゃくし似てない?」

朔「似てない」

晃「あーー!ねぇねぇ構ってよー朔真ー!!」

朔「あーもう。はいはい。話くらいなら付き合うから、キリがいい所まで待って」

晃「やったあ、分かった!サンキューな、朔真!」

朔「ほんと…仕方ないなぁ」


クラスメイト達「「「親子か」」」



2年1組の名物的風景。仲良しな朔真と晃介。


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*青春部のゲーム事情


参考例・某色を塗るイカゲー


・朔真の場合

朔「これがこのボタンで…こっちがジャンプで…うん理解した。行こう蓮くん」

蓮「……了解です」


十分後


朔「えっと…こっちがまだ濡れてないから俺が塗って…ってわぁ!いつの間に後ろに…ってあああああ………」

蓮「理解は早いのにヘタクソですね、朔さん」

朔「……うぅ」


青春部一のヘタクソ



・美桜の場合

蓮「……いい?このボタンをこのタイミングで押すと、こうだから…」

美「は、はい。分かった、分かったんだけど…それを実行する前に死んじゃいます」

蓮「春ちゃんは取り敢えずゲーム始まったら戦わないで逃げよ?…ね?」

美「うん…ごめんなさい…」


逃げる事だけは出来る模様



・晃介の場合


晃「うしっ、こうローラーで豪快に塗ってこうっ!おりゃーっ!……で、こうっ!」

蓮「……晃さん。ゲームの画面にあわせて体を動かすの視界にチラチラ映ってウザいんでやめてください」

晃「え?で、でもこうやらないとおれゲーム出来なくて……って!あぁあぁ!おれがさっき塗った陣地がもう塗られてる!?」

蓮「…………」


よくある体を一緒に動かすタイプ



・周の場合


周「蓮ちゃん。西側はもうこっちが塗ったから。あとこちら側に潜んで相手側をこっそり退治しておくね」

蓮「は、はい。ってか周さん結構上手いですよね。このゲーム持ってるんですか?」

周「いーや。はじめてやった。いやぁ楽しいね、ゲームって」

蓮「………何でも出来る秀才イケメンか。爆発しやがれ」

周「�狽ネんで!?」


器用だから比較的何でも強い



・蓮の場合


蓮「……はぁ。青春部の皆さんと一緒にイカはリスクが高すぎます。皆さんが弱すぎて話になりません」

朔・美「「う…」」

蓮「という事で今日から俺が皆さんを指導します、覚悟しておいてくださいね、ウデマエがS以上に到達するまで容赦しませんから」

晃「�狽ソょ!?毎日!?蓮…ここ一応青春部の部室で今は放課後の部活動の時間なんだけど?」

蓮「……はい?何か言いました?」

晃「いえ…何でもありません」

朔・周・美「「「(鬼畜教官…)」」」


ゲーム鬼教官(ガチ勢)


ちなみに青春部部室は蓮が持参したゲーム機が大量に置いてあります。


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*気付けば終わる誕生日


オリエンテーション合宿終了後。


陸「そーいえば」

理「ん?どしたの?陸」

陸「オリエンテーション合宿に行っていた間に俺の誕生日が経過したんだけど」

昴「え?」

理「そういえばそうだね。陸、ハッピーバースデーでした」

昴「おめでとー」

陸「�狽ィい何でそんなに適当なんだよ!?陸様の誕生日が合宿で潰れたんだぜ!?代わりにお誕生会しよう?とか言い出さないのかよ!?」

理「だから祝ったじゃん。さっき」

昴「うん」

陸「ちげぇ!そんなお祝いの言葉より…誕生日プレゼントをくれたり、誕生日会を開催してくれよっ!」

理「仕方ないなぁ…今度また蓮くんと美桜ちゃんを呼んで…って!」

陸・昴「「???」」

理「それを言ったらおれなんて誕生日何もなく普通にスルーされたんだけど!?」

陸・昴「「……」」

陸「ドンマイ☆」

理「�拍jってよ!」


4月20日は理人の、5月6日は陸の誕生日でした。


昴「僕の誕生日は9月29日だよ。ふふ、誕生日が早いと損しちゃうよね」


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*謳歌部のゲーム事情


参考例:やっぱり某色を塗るイカゲー


陸の場合

陸「おっしゃ!ガチヤグラ、俺様が乗って勝利を勝ち取ってやるから…てめぇら付いて来いよ!」

蓮「…何故陸くんが仕切ってんですか」

陸「そりゃ俺様は負けるのが嫌いだからだ!」

蓮「…あまりひとりで突っ走ってドジ踏むなよ?」

陸「わーってるって!」

蓮「(…大丈夫なんだろーか)」


案の定ひとりで突っ走っていって自滅する口だけパターン



理人の場合

理「い、言っておくけどおれ…こういうの苦手だからね。…陸の持ってるゲームで対戦しても毎回負けるし」

蓮「…はじめる前から諦めてる」

理「小さな頃からずっと陸に負け続け…おれが勝てるのは本当に運ゲーくらい。もう嫌だよ!」

蓮「…ご、ごめん。トラウマ掘り起こしたみたいで。ほ、ほら…このバケットスロッシャーならバシャバシャしてるだけでいいから…あ、ヒッセンでもいいよ?」

理「う、うん。ありがと…蓮くん」


陸と同じくらいの腕前だが、幼い頃から二人だけで遊んで負けてきたせいでトラウマ化してるとかなんとか。


昴の場合

昴「……ふふん」

蓮「…予想通り上手いな、昴くん」

昴「えへへ、そうかな?」

蓮「しかも比較的難しいチャージャーを使うあたりがまた昴くんらしいというか…」

昴「前線にバンバン出ていくのは僕は苦手で。これなら遠くからズバスバ狙えるでしょ?」

蓮「その通りなんだけど…何だか昴くんが怖く思えてきたかも」

昴「え?」


謳歌部の中ではやっぱり一番ゲームは上手い。


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*水と青


2年1組の教室にて。


晃「おーい!翠ー!ちょっといいかー?」

翠「…!?どうした、不知火か」

晃「不知火なんてそんな堅苦しい苗字で呼ばないでよ、晃介って呼んで!」

翠「まぁいいけど…ならば、晃介」

晃「よろしいっ!」

翠「(自分の苗字を堅苦しいとか言ってるけど…それはいいのだろうか?)」

晃「あのな、水泳部に助っ人頼まれてるんだけどその試合っていつあるのか聞いてなくて教えてもらいたくて…」

翠「え?我は今は水泳部ではないのだが…」

晃「えぇ!?そうなの!?おれまさか…またやらかした!?」

翠「(またって事は前もやらかした事あるのか…)」

炎「翠ー今日の部活の事なんだけど…って晃介じゃん!」

晃「おうっ、炎!」

翠「お前ら知り合いだったであるか」

晃「炎の事、テニス部員だと間違えちゃって。あの時はごめんなー炎」

翠「再びその失態をやらかしてるのであるけども…?」

晃「�狽、っ…」

朔「晃介っ。人の机の上にお菓子放置してどっか行くなって何度言ったら分かるの」

晃「ご、ごめん朔真。翠を見かけたから…」

朔「翠?……あ、青葉城くんか。ごめんね、うちのうるさいやつが迷惑かけて…」

翆「いえ…あんたは確か…水無月だったか?」

朔「朔真でいいよ?気軽に呼んでくれていいから」

翠「じゃあ朔真。我の事も翠って呼ぶがいい」

朔「うん、分かった。よろしくね、翠くん」

炎「そういえば…お前らは晃介と俺らと正反対で"水"っぽいよな」

朔・翠「「え?」」

晃「確かに。朔真は水無月だし。翠はほらー青葉城って苗字に"青"ってついて水のイメージな感じする!」

朔・翠「「あー…」」

晃「おれ…なんか変な事言った?」

翠「いや、何だか面白いなと…お前結構楽しいやつなのだな」

晃「それほどでもっ!」

朔「あまり褒めないでやってね。こいつ調子のるから」

晃「なんだよそれ!?おれはそんなに馬鹿じゃないよ」

翠「馬鹿であろう?」

朔「うん、馬鹿」

晃「そんなー!」

炎「(そういえば俺だけ三組なんだな。……疎外感が)」


火と炎&水と青。


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別館に書いた青センSSをまとめた第5段です。
今回結構溜まってしまってたので5本と新作SS1本を収録しました。

この中ではゲーム談義シリーズが書いてて楽しかったですね。
あと2-1の日常。周がいない先輩組だと親子みたいになるんだなという感じが書きたくて。お気に入りです。

今回の新作は前回の書下ろしの晃介と炎の続きみたいな感じで朔真と翆のイメージです。
クラスが炎くんだけ違うのでこんなオチになりましたが。
まだイメージが定まってないので、そこはご了承ください。

次回も溜まったら載せていきますね。次回もよろしくお願いします、感想などあればコメントよろしくお願いします♪