薄桜鬼 真改 風ノ章 坂本龍馬の感想です。


「……西洋じゃ恋仲の男女が別れる時、こうするそうやき」


ラスト12人目は坂本さん。
ついにあの坂本龍馬です。彼がどんな話を薄桜鬼で描いていくのか楽しみにしてました。
さすが土佐弁…小野Dの土佐弁すっごく好きなのでそれを堪能出来ただけでも幸せでした。


▽以下ネタバレ含みますので注意してくださいね。
*坂本龍馬
CV.小野大輔



土佐脱藩の浪人
新選組が敵としている尊王攘夷側に協力する人物。
羅刹を巡って新選組と浅からぬ関係になる。
戦いにおいては銃を愛用する。

あの坂本龍馬がついに薄桜鬼で攻略対象に!
というか薄桜鬼のスピンオフ作品の裏語薄桜鬼で攻略対象になってましたが今回はこちらの本家にも登場に攻略対象に昇格です。いつも薄桜鬼では、名前で出て殺された~くらいしか出番はなかったのにこの昇格っぷりですよ。
でもそんな坂本ルートお気に入りですね。
そして小野Dの土佐弁が本当に素晴らしい!!何回も繰り返し聞きながらプレイしちゃいましたね。


*土佐からの使者
土佐の脱藩浪士…そんな坂本と出会ったのは千鶴が父探しのために寺田屋にて情報収集をしていた時でした。
そんな千鶴に突然話しかけてきた坂本。父を探しているという千鶴に優しく協力してくれた坂本は、最初は才谷梅太郎と名乗り…その場は別れますが…そしてまた更に千鶴と才谷…坂本と再会します。
新選組側から怪しいと思われていたその才谷…薩長関連の者ではないかと疑われた事で千鶴を利用し情報を聞き出せと言われ坂本と再会した祭にそれとなく聞いてみる事に。
しかし坂本は彼女の答えにあっさりと返してくれます。
自分が坂本龍馬であるという事と、今は海軍みたいな事をしていると。

そこで坂本の友人というか腐れ縁の中岡慎太郎とも初対面ですが中岡さんは怖いイメージがありますね。
でも坂本思いのいいやつだとも思いますし。

坂本の情報を得るために千鶴から文をおくったり…そんな事を命じられて従っていたのですがそれが坂本にバレて、彼たったひとりで新選組屯所に乗り込んできたりも。この度胸が据わった感じも坂本さんのかっこいい所ですな。
幕府側でもなく薩長側でもないと言い切り、自分の後ろには守ってくれる人がいるという事も明かしていき…なんとか坂本はその場から帰る事になるのですが、帰り際、千鶴がドキドキするような大勢に追い詰められますが。彼は言います、俺は新選組の敵でもあると。
坂本の言う事が分からなくなってくる千鶴…彼は新選組にとって敵になるのか、それとも…。
迷いながらも色々な事件に巻き込まれていく千鶴。しかしそんな中で時々くれる坂本からの文にも癒されました。
新婚旅行の下りもあったりするんですね。さすが。
会うたびにからかってくる感じで好意を済ませてくる坂本。これもまたお気に入りです。
なんというかこれ乙女ゲーだ!って感じで(笑)。

そんな中、坂本が見廻組などから狙われる事件が起き、新選組は坂本を守るように行動しますが最終的に坂本に危険を知らせたのは千鶴でした。
千鶴と一緒に逃げる中怪我してしまった坂本。千鶴だけを逃がそうとする坂本…千鶴を巻き込みたくないって思ってなんでしょうが…そんな千鶴は中岡を呼びに行きなんとか九死に一生を得る事に。

そして坂本がとある筋で知った羅刹の存在。
そのことについて調べに新選組の屯所に忍び込んだ坂本を見つけた千鶴。
その結果…坂本は羅刹のことを知るのですがやはり猛反発。羅刹は存在してはいけない、と。
彼の言ってることが全うすぎて。そうなんだよね…坂本が一番未来を見据えて…日本だけではなく世界を見て考えてる感じがやっぱり坂本龍馬だなぁと。そうしみじみ思いました。

そんなある日…彼らの運命の日が。
坂本龍馬が狙われている。その情報を掴んだ新選組は坂本を守るために近江屋へ。
しかし坂本と中岡は見廻組によって既に斬られていました。そんな坂本達を助けようとする千鶴達ですが…目を覚ました坂本と中岡はなんと…羅刹になっていた
そんな二人には薫も関わっており、そのまま三人からは逃げられてしまい…そのまま千鶴と坂本は会えなくなって…。

そんな二人が再会したのは鳥羽伏見の戦い。
源さんがなんと土佐藩の羅刹に殺されてしまいその先頭にいたのはなんと坂本龍馬でした。
今までの和装ではなく洋装の姿で千鶴に銃を向ける姿は土方さんの最初のスチルを思い出しましたね。

そのまま坂本達に連れて行かれた千鶴。
どうやら彼らは鋼道さんと繋がっていてともに羅刹を使って幕府を終わらせようと考えていることを知ります。
中岡の悔しさもよく分かるんですが復讐が復讐しか生まれないんだよ…ね。

そんな千鶴を助けたのは坂本でした。
千鶴のことを忘れただけではなく、嫌いになったわけでもなく、あの時冷たい態度をとったのは味方を騙すことが理由だったから…坂本さんに一生ついて行きたいです。
こうして中岡とも敵同士になり、坂本は羅刹を全滅するという目標を掲げ、鋼道さん達を倒し全ての羅刹も全滅させることを誓います。そんな坂本に千鶴と…不知火もついていくことに。
新選組が江戸に向かう中、千鶴は坂本の元に残り、彼らの船を見送るのでした。

坂本のルートも面白かったですね。
やはり途中で死んじゃう方だから羅刹になってしまうのはわかりきってましたが…。気が付いたら羅刹って…羅刹を嫌っていた坂本自身がなっちゃうってのは結構辛かったんだろうな。
彼の考え方も未来を見据えてて…やっぱりかっこいいんですが昔の武士を目指し憧れる新選組とやはり仲が悪いのは…仕方がない事なんですよ、ね。色々勉強にもなったルートでした。


*ハッピーエンド
坂本と千鶴と不知火で大阪城へ逃げてきますが大阪城には既に新選組もおらず、更には慶喜公も江戸に逃げていた事が発覚。そんな今の状況の中、坂本はどうするのか?と千鶴に聞きますが…千鶴は坂本についていく事を決意します。自分の父のした事をしっかりと止めないといけない。彼らの思惑を止めなくてはいけない。
そんな千鶴が新選組との別れを告げながら彼らが乗る船を見送りながら坂本は千鶴を抱きしめます。
ここのシーンすっごくお気に入りですね、不知火がいるのにイチャイチャする感じや千鶴が坂本に素直になれない感じも更に好きですが!
このまま三人は鋼道さんを見つけ出し、羅刹の殲滅を目指していく事に。

このED、やはり新選組から別れてしまうのが寂しかったですが、龍馬との最終目的のために決意を決めて動き出そうとする姿…これからが楽しみですね。
あ、あと最後に千鶴が坂本を龍馬さんって呼んだシーン大好きですね。ほんと素直になれない感じが可愛いしいいカップルになるだろうなぁって。


*悲恋&バッドエンド
中岡から追いかけられる中で分岐します。
悲恋では中岡達をひとりで引き受ける坂本。そんな坂本から言われて不知火が千鶴を告連れて逃げていきます。
坂本が自分達に追いついてくることを願って…しかし彼は帰ってこない。
しかし千鶴はずっと坂本を待ち続ける事を誓います、何十年後も…ずっと。

バッドエンドでは中岡率いる羅刹から千鶴が撃たれてしまうエンド。
ほんとバッドでしたね。最期に坂本の涙が頬に落ちてきたって表現…グッときました。

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以上坂本でした。これで全員攻略完了です!
やっぱり有名な方だから…すっごく練られていたような気がします。
今まで薄桜鬼は裏語を除くと攘夷派がメインにいませんから。
坂本の考えとかにうおーってなったりしました。やっぱり華ノ章が気になります、早く…発売を…!

さて残すはノーマルエンドだけです。次回はノーマルとフルコンプ感想を予定してます。