フルーツバスケット17話「うおちゃんの分ですっ!」の感想です。


2週続けてうおちゃんのお話。
この話やっぱりアニメで観たかったので映像で観れてもう感無量でした。

今日子さんにと透くんに惚れるしかない回。


▽以下ネタバレ含みますので注意してくださいね。
*第17話「うおちゃんの分ですっ!」
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中学生の時は現役の不良だった魚谷。
高校生とケンカをして、追われている最中に透とぶつかってしまう。
透は魚谷を守ろうと咄嗟に手を握って家まで走る。
また本田家に戻ってきた魚谷は、自分の本当の気持ちに気づき……なーんて、こっぱずかしい青春を語っちまったと話をやめる魚谷だったが、その話にはまだ続きがあった。


透と今日子に会ったその後――
いつものように喧嘩に明け暮れる毎日の中…先輩に追われたありさを助けたのは透でした。
怖かっただろうにありさの手を引っ張り、家へ連れていってくれた透。そしてありさはまたこの本田家に足を踏み入れる事になります。
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そこで感じたのは、普通の家庭の、夕暮れの日常。
今までありさが感じた事がなかった感情が湧いて出てきて、透に少しずつ自分の気持ちを語ります。
こういうムード…自分は知らない。自分がその立場になってもきっと自分で壊してしまう。
だけどそのムードを欲しいと思ってしまうと。そんなありさの言葉に寄り添ってくれる透。
この瞬間、2人は友達になった。という事ですね。
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そんな2人を観て驚く今日子さん。
しかしそんなありさも受け入れて、それから家に来るようになったありさを受け入れてくれるようになります。

そんな話を由希と夾にしたありさですが、突然不良の女の子3人組に絡まれだします。
ようやく前回からうだうだとありさに声掛けようとして由希と夾に照れて写真撮ったりしてた彼女達が動き出した訳で。何故か憎めない不良の子達なんですよね。

それからの今日子さんが絡むありさの過去話は彼女的には話しにくいようで…ここからはありさの回想話になります。
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それからのありさと透と今日子さんのお話――
あれから本田家の皆と仲良くなったありさはちょくちょく家に通うようになります。
あの時今日子さんが言った「肩の力を抜いただけ」という言葉を理解します。
そして透と今日子さんはありさにとって大切な存在になっていきます。
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学校も透がいるから通うになり、一緒に勉強もし、それが彼女にとって楽しい時間になっていきます。
しかし周りはそうは思わないようで…先生は透と一緒にいるだけでありさがいじめてるように見えていたようで…でも透はそんなありさの隣にいてくれる…いつも気付いたらそこにいる。それがありさにとって凄く嬉しい事でした。

調理実習の時、クラスメイトからありさと友達なのか?
と聞かれ透が返答に困っている中…クラスメイトは透との仲を噂したり…透を悪く言おうとしたり…。
でも透はちゃんとありさの事を想ってくれている。
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これはうおちゃんの分ですっ!
ここの透の言葉を聞いて嬉しそうにしているありさが本当に漫画の時から大好きでして…。
ここがアニメで観れたの凄く嬉しかったですね。そしてこの何気ない言葉がありさを救ってくれた、と。
それが分かるこのありさの表情…たまりませんね。

そんなありさはついに決意します、族抜けをすると。
族抜けの制裁は楽なものではなく、先輩達からの暴力を我慢してありさは受けます。

変わりたい…と思った

大切な人と一緒にいたいから…。
ありさの精一杯の変わろうとするためのはじめての一歩。
そんなありさを助けにきたのは…今日子さんでした。
ありさの先輩から助けてほしいと助けを求められ、今日子さんがありさを助けにきたのだ、と。
本当に運がよかった、族抜けで死ぬ思いをした人が多い中、これだけの怪我ですんでよかったと。
そんな今日子さんにありさは自分の気持ちを吐露します。
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痛みには優しさが必要で暗闇が目立つにはお陽さまが必要で。どっちもバカにできない。どっちもムダなモノじゃない。だからつまづいても間違ってもそれはムダじゃない。「ムダにするもんか」って思ってればきっと自分を育てる肥やしになるさ
本当に今日子さんからは名言しか出ない…凄くこの言葉好きですね。

あたし…透の…「親友」になりたいんだ…っ

こうしてありさは今までの自分と決別し、透と「親友」になるため新しい道を歩みはじめます。
透が2人を心配して待ってて…そんな透に2人が笑顔を見せてくれるのですがここの笑顔がとても素敵でしたね。
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あれから咲も転校してきて3人仲良くなり、高校生になった時も今日子さんは全力で喜んでくれた。
そんな今日子さんがもういないという事実やあのアパートにもう部屋の明かりがつかない事に悲しさを感じるも今日子さんを大好きだという気持ちは何も変わらない…そう語るうおちゃんにも泣きそうになりました。

自分の過去を思い出していたありさですが、不良少女たちは咲に絡まれていました。
そんな不良少女たちの攻撃を受け止めありさは告げます。

叱ってほしいだけならいつだって叱ってやるからさ

これは姐さん!ってなります、かっこよすぎです…!
こうして不良少女たちは皆ありさのファンになり、ありさもあの時の事を思い出し、透という存在を遺してくれた今日子さんに感謝しつつそれらが自分の肥やしになるのだ、とそう思うのでした。
ありさがちゃんと父親とも仲良くなっててそれもまた嬉しいですよね、あんなに仲が悪かった2人が今ではあんなに微笑ましい家族になっててうるっときちゃいますよね。


以上17話の感想でした。
旧アニメではなかったこの話。ついにアニメで観れて本当に嬉しかったです。
今日子さんが本当にかっこいい…今日子さんの言葉が本当に大好きですね、そんな神回を見れてほんと新アニメありがとう…感謝しかないです!
さて…次回はついに大好きな杞紗ちゃんの回です。この話に何度救われたか…次回楽しみです!