Cendrillon palikA 泣虎[ナトラ]=ピオニーの感想です。


3人目ははじめての透京の中の住人であるナトラです。
いやぁ最初は怖い感じの子なのかと思ったのですが、クリアしてイメージががらりと変わりました。
ナトラかわいいよナトラ!
そんな訳で色々驚きと、衝撃な展開もあったナトラルートの感想です。


▽以下ネタバレ含みますので注意してくださいね。
*泣虎[ナトラ]=ピオニー
CV.鳥海浩輔

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「オレには兄貴がいれば寂しくねえし、他のヤツに嫌われててもどうでもいい。それの何が悪いんだよ?」
透京の住人。
透京の出入り口の門番をしている。
他人に対して距離感が近い上、彼の雰囲気と言動により相手を怖がらせてしまいがち。
懐けばワンコ系男子。


舞台は呪われたガラスの街「透京(トウキョウ)」。
透京の住民は街の外に出るとガラスになって死んでしまう呪いをかけられている。
そんな呪いを解く事が出来るのはアストロラビの末裔である主人公のハイリだけ。
街中の時計台にある審判のアストロラーベを動かし、呪いを解くというのがハイリの使命。そのためには協力者が必要で、その協力者を選ぶまでが共通ルートになります。


*狂わしき無垢の門番
透京の中の住人で、門番の仕事をしている男性。
最初の出会いからナトラはハイリを気に入ったようで…フレンドリーにというか、グイグイ友達になりたいと接してくれます。
しかしそれからのイベントもあって最初の頃は少し怖いイメージだったんですが、段々とイメージが変わっていった感じがしましたね。
ちなみにリンドウはナトラのお兄さんで、ナトラの一番尊敬する人物でもあります。
そんなリンドウはナトラにとって一番大切な人で兄貴が何よりも優先。なぜこんなに依存するのかと驚くほどに兄貴が大事で大切で一番な存在でした。

そんなナトラに協力を頼むのですが、時計台の仕事をしているリンドウの弟である訳で最初は当然ながら拒否してきます。彼にとって一番はリンドウですからね。
しかしそんなナトラに協力を請うためにハイリはナトラをハニトラで騙すことに。(いやこれはハニトラなのか?)

まずはお友達から。少しずつ仲良くなり、ナトラもどんどんとハイリに心を開き、ハイリの家に押しかけて一緒にご飯食べたり店番を一緒にしてくれたり…もうまるで家族のような存在になっていきます。
そしてハイリはついにナトラに協力を求むのですが、ナトラにとってリンドウが一番大切な事は変わらず…。
しかし家族になればリンドウと同じポジションになるのでは?という流れから恋人をすっ飛ばしなんと婚約者にならないか?とナトラは提案してきてそれに入りはのることになります。

まさかの婚約者になった事でナトラの協力を得てアストロラーベを少しずつ動かしていきます。
しかしナトラはリンドウを騙しながらハイリに協力しているわけで。ここでナトラとリンドウが誰かとあって何かやってる描写があるのですがこれは一体…?まだ明らかになってないので気になる所ですね。リンドウルートは気になります…!

ナトラはハイリの事を婚約者だからという理由だけじゃなく心から好きになっていき、ハイリのために協力したいと心から思うようになります。段々とナトラがハイリを好きになっていく様子が可愛くて可愛くて…純粋なナトラがすごく可愛くてですね…!!
しかしナトラがハイリにリンドウとしている、この世界の呪いが関わるとある事の内容を少し話した事をきっかけに、リンドウはハイリに体が動かなくなり声が出なくなる毒を飲ませ、ナトラの前から姿を消してしまいます。
大好きだったリンドウは、ナトラを駒としか扱っていなくて、そしてナトラの大切な人に毒を飲ませてしまった…ナトラは必至に解毒剤を探し、リンドウと和解するため動き出すのですが…。

リンドウの裏切りはまぁなんとなく分かっていましたが、裏切られたナトラが可哀想で可哀想で。
喋れないハイリが頑張って想いをナトラに伝えようとしてるシーンとかこれまたウルッときて…ナトラは自分を責めようとするし…ほんと何度幸せになってほしいと思った事か!ハイリも自分の口で大きくなったナトラへの想いを伝えられなくて辛かったでしょうしね。
でもリンドウさん…ちゃんと解毒剤を用意してくれてるという。しかもナトラの宝物のぬいぐるみの中に入ってたとは…これを見越していてナトラへくまのぬいぐるみを渡したのかな?とか色々気になる所もありますね。
でもリンドウはそれから姿をまた消してしまい、ナトラはハイリと幸せに暮らす…と思いきやまさかのラストの展開。
最後こうなる!?せっかくハイリも声出せるようになったのに!と嬉しかったのに。驚いた展開でしたね。


純愛ENDでは一人犠牲になろうとしているナトラをハイリは必至に止めます。
そんな中現れたリンドウ。リンドウはナトラの代わりに犠牲になる事を選び、時計台の中に一生閉じ込められてしまい、そして呪いはちゃんと解ける事に。でもナトラは大事な兄貴だったリンドウを失った訳で。
幸せになった後も、リンドウをいつか助けると決意した2人は何度もリンドウに会いにいきます。
でも、ナトラとハイリは本格的に婚約し、結婚式も開こうとしていました。一気に幸せになってくれてもう嬉しいったらないですね。リンドウもきっと喜んでくれてます、よね?そんな終わり方が凄くよかったです。

哀哭ENDではハイリとナトラは時計台の中に閉じ込められ、呪いは解けるというもの。
世界的にはハッピーエンドなのですが、犠牲になった2人はずっと時が止まった空間の中2人でずっと生きていくわけで。ナトラが無理矢理ハイリを時計台の中に入らせて、ハイリが望んだ形じゃなかったのもあり最初は抵抗しようとするハイリですが最後は諦めて彼女は壊れてしまいます。

大切なものは頑丈に守って閉じ込める。

ナトラのこの描写が出た時からバッドはこんな終わり方なんだろうなって予想はついてましたが、いい感じに病んでるナトラも凄かったですね。


以上ナトラでした。
見た目に反して純粋なナトラ。そんなナトラが可愛くて…ハイリのために必死にリンドウと説得したり、助けようとしたり…健気な部分も沢山描かれててナトラ、思った以上にいいキャラでしたね。
しかしそれより更にリンドウが気になってきました。彼は一体何者なんだ…!?

次は見た目から本命なユーレンの予定です。今からクリアするのが楽しみです!