10000HIT記念、四天宝寺小話です。        なんかすごく長くなりました…(汗)                               【ずっとずっと一緒に】                         千歳「で、次はどこに行くと?」                     『うーん、どこがいいかな?』                      遠山「ワイな、ワイなーアレがいいー!!」                忍足「ΣΣせやから絶叫マシーンはいやや!!」                          おばけ屋敷からでて次のアトラクションへ向かう私たち。          ぜもなかなか決まりません。                                   金色「でも、遊園地って絶叫マシーンが主とちゃいます?」                     一氏「そや。遊園地といえば絶叫マシーンやで」              石田「やな」                  千歳「なら、謙也はなんに乗るために来たん?」              白石「分かったわ。アレやろ?目的はメリーゴーランド」                      忍足「ΣΣなんでそうなるんや!?」                   財前「……」                  忍足「ΣΣ光!!そんな痛い子を見るような顔で見んな!!」                    遠山「なぁ、メリーゴーランドって何ー?」                『ん?メリーゴーランドはね木馬や馬車のような乗り物でぐるぐる回ってるんだよ』                      遠山「ぐるぐる?……乗りたい!!!」                  『え?』                    遠山「ワイ、メリーゴーランド乗りたいわぁ!なぁ、一緒に乗ろうやぁ。白石ー」                       白石「俺?さすがにこの年でメリーゴーランドはなぁ…」                      遠山「…そんなぁ」                           金ちゃんが子犬のようなウルウルした目で、私を見てきた。         うっ、そんな目で見られたら……                                 『いいよ、金ちゃん。一緒に乗ろう?』                  遠山「ほんま?ありがとぉ、ななか!!」                             そう言って金ちゃんが私に抱きついてきた。    なんかほんとに犬みたいだ…。                                  財前「先輩はいいんスか?乗んなくて」                  忍足「ΣΣしつこいで!」
                                                遠山「これがメリーゴーランドっちゅうやつ?」              『そうだよ』                              メリーゴーランドに乗りに来た私と金ちゃん。   残りの人たちはゲーセンでゲーム中。                               遠山「わくわくするわぁ」            『金ちゃんは遊園地初めてなの?』                    遠山「そうや。ワイ毎日テニスばっかやったから」             『そうなんだぁ、じゃあ誘ってよかった』                 遠山「ワイ嬉しいねん。ななかと一緒にメリーゴーランドに乗れるのが」               『うん、私も嬉しいよ』             遠山「ほんま?なら一緒や。おそろいやなぁ」                           乗る順番が来てメリーゴーランドの所に立つ。                           『木馬と馬車、どっちに乗る?』                     遠山「木馬がええ!」              『うん、じゃあ私はこっちの木馬に…』                  遠山「ダメや!!」               『え?』                    遠山「ななかはワイと同じ馬に乗るんや!」                『…え…ええっ!?』              遠山「ほらほらこっちや!!」                      『ちょ、金ちゃん!?』                         木馬の頭のほうに私がのり、その後ろに金ちゃんが乗る。          案外ってかすごく恥ずかしい…                                  遠山「なぁなぁ、ワイのほうが背は小さいけどなんか王子様とお姫様みたいやなぁ」                      『そうだね』                  遠山「ワイ、ななか大好きやねん。そやからこうやって乗れて嬉しいわぁ」              『きっ金ちゃん!?/////』                                   私が真っ赤になって驚いてるとメリーゴーランドは止まった。                                遠山「ああ、終わってもうた。さぁ白石達んとこ行くで?はよいかんと叱られるわぁ」                     『そうだね、急ごうか』                  ・           ・           ・                  白石「メリーゴーランドは楽しかった?金ちゃん」             遠山「めっちゃ!!ななかと王子様とお姫様ごっこしたんやぁ」                   白石「…何やその遊び」             千歳「金ちゃんはやることがかわいかねぇ」                白石「…金ちゃん、俺に黙ってななかとそんな遊びしちゃダメやろ?」                遠山「ご、ごめんなさいぃ…」                      「「「……………」」」                         ★★★★★★★★★★★             続きます。